気球クラブ、その後 
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『自殺サークル』の鬼才・園子温が、荒井由実の名曲「翳りゆく部屋」をモチーフに描いた青春群像ドラマ。かつてのサークル仲間の死をきっかけに再会した若者たちが、それぞれの青春を振り返り人生を見つめ直していく。
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気球クラブ、その後の作品情報
| レンタル開始日 | : | 2007-05-11 |
| 制作年 | : | 2006年 |
| 制作国 | : | 日本 |
| ジャンル | : | 邦画 / ドラマ / 青春 |
| 品番 | : | TDV17142R |
| 制作 | : | 富田敏家 |
| 脚本 | : | 園子温 |
| 収録時間 | : | 93分 |
| メーカー | : | セディックインターナショナル |
| 音声仕様 | : | 日:ドルビーステレオ |
| 面層 | : | 片面1層 |
| 色 | : | カラー |
| 画面サイズ | : | ビスタ |
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気球クラブ、その後のレビュー
現在6件のレビューが投稿されています。
評価分布
| 星5つ | (2) | |
| 星4つ | (1) | |
| 星3つ | (2) | |
| 星2つ | (1) | |
| 星1つ | (0) | |
レビュー総合評価
(3.7点)
「刺激性の毒物」が、一切 含まれていない作品
園 子温:作品の中では、
1番 まともな映画で、子供〜老人まで、鑑賞できる映画です・・・。
ゆえに、
「刺激性の毒物」が、一切 含まれていない映画で「普通の映画」に当たります・・・。
俺は「毒薬だらけ」の、
愛のむきだし/エクステ/紀子の食卓/奇妙なサーカス の方が、好きですな・・・。
園 子温:作品の中では、
1番 まともな映画で、子供〜老人まで、鑑賞できる映画です・・・。
ゆえに、
「刺激性の毒物」が、一切 含まれていない映画で「普通の映画」に当たります・・・。
俺は「毒薬だらけ」の、
愛のむきだし/エクステ/紀子の食卓/奇妙なサーカス の方が、好きですな・・・。
映像がフィルムではなくビデオカメラの映像だったので、TVドラマを借りて
しまったかなと思ったが、ちゃんと劇場公開している作品であった。
始めのうちは、携帯電話でのいいかげんな男女のやりとりが続き、どうかとも
思ったが、見終わってみると、ジーンと胸にこみ上げて来るものがある。
「気球」。それは、大空に浮かんでいく「夢」の象徴。だが、実はこの若者
たちは「気球クラブ・うわの空」「気球でなくても良かった」という言葉に
示されるように、人生に大いなる夢を抱いている若者たちではないようだ。
映画はその若者たちの群像劇だが、その群像は、今や混沌として軽薄である。
つながる手段は携帯電話。携帯電話のアドレスを消去することは、イコール
つながりを解消すること。男女関係も「みどり」(川村ゆきえ)を中心として、
これまた混沌として軽薄である。
そして映画は、リーダー村上の事故死をきっかけにして集まったメンバーたち
を、5年前のメンバーたちの回想と織り交ぜながら追っていく。手振れのある
ハンディカメラによる映像は、あたかも、若者たちの不安定さを象徴している
かのようだ。
そこに、仲間を一目おいたスタンスの女性・美津子(永作博美)がいた。
美津子はリーダー村上の恋人だったのだが、新人・北二郎(深水元基)は
美津子に魅力を感じていく・・・。美津子と村上の愛の物語が涙を誘う。
永作博美はとても魅力ある演技を見せてくれる。とくにラストの演技が良い。
映画の核心は、今の自分から過去を回想するところ、つまり自らの生き方を
振り返るところにある。したがって、そのような年代に差しかかる30歳代以降
の方が鑑賞すると、深い共感を得られるのではないかと思う。
ときどき回想シーンなどで出てくるギターのメロディがとても良い効果。
鑑賞後も長く耳に残った。
しまったかなと思ったが、ちゃんと劇場公開している作品であった。
始めのうちは、携帯電話でのいいかげんな男女のやりとりが続き、どうかとも
思ったが、見終わってみると、ジーンと胸にこみ上げて来るものがある。
「気球」。それは、大空に浮かんでいく「夢」の象徴。だが、実はこの若者
たちは「気球クラブ・うわの空」「気球でなくても良かった」という言葉に
示されるように、人生に大いなる夢を抱いている若者たちではないようだ。
映画はその若者たちの群像劇だが、その群像は、今や混沌として軽薄である。
つながる手段は携帯電話。携帯電話のアドレスを消去することは、イコール
つながりを解消すること。男女関係も「みどり」(川村ゆきえ)を中心として、
これまた混沌として軽薄である。
そして映画は、リーダー村上の事故死をきっかけにして集まったメンバーたち
を、5年前のメンバーたちの回想と織り交ぜながら追っていく。手振れのある
ハンディカメラによる映像は、あたかも、若者たちの不安定さを象徴している
かのようだ。
そこに、仲間を一目おいたスタンスの女性・美津子(永作博美)がいた。
美津子はリーダー村上の恋人だったのだが、新人・北二郎(深水元基)は
美津子に魅力を感じていく・・・。美津子と村上の愛の物語が涙を誘う。
永作博美はとても魅力ある演技を見せてくれる。とくにラストの演技が良い。
映画の核心は、今の自分から過去を回想するところ、つまり自らの生き方を
振り返るところにある。したがって、そのような年代に差しかかる30歳代以降
の方が鑑賞すると、深い共感を得られるのではないかと思う。
ときどき回想シーンなどで出てくるギターのメロディがとても良い効果。
鑑賞後も長く耳に残った。
1人が参考になったと評価しています。
「2001年9月12日」のテロップ。川村ゆきえさんの桃色の下着のパンツには「Happy Go Lucky」の文字。次のテロップには「午前11時20分」。微かに聞こえるラジオの話題は「アメリカ同時多発テロ」。おそらく、アメリカ東部時間はまだ「9.11」のはずです。確か、日本の小泉元首相さんが記者会見を開いたのは、この時間帯だったと思います。「うわの空気球クラブ」のメンバーが気球を上げる場所は、渡良瀬川の河畔です。ただ単に、渡良瀬川周辺が日本の熱気球の中心地だけなのかもしれませんが、渡良瀬川は有名過ぎるくらいに有名な河川です、足尾鉱毒事件の舞台として。「午後1時38分」の字幕と同時に、日本共産党の街頭ポスターが明確に映し出されます。思えば、「うわの空気球クラブ」のメンバーの大半は、1996年当時若者だった世代。つまり、少なくとも東京オリンピックが開催させた1964年以降に生まれた世代の中では、就職時期がバブル崩壊、平成大不況、失われた10年、就職超氷河期と呼ばれた時期に重なってしまい、最も割を食った世代です。園子温監督さんの映画を見るのはおそらく初めてですが、「ぴあ シネマクラブ」のこの映画の解説によりますと、「強烈な毒と社会批判を匂わす作品の多い」監督さんらしいので、以上の、映画そのものの本筋の内容とはあまり関わりのない表現、設定が、単に時代背景を説明しているだけのものなのか、あるいは確たる政治的意図に則ったものなのか、私にはさっぱり分らなかったですから、どなたかお詳しい方に、ぜひこの映画の解説をお願いしたいです。
1人が参考になったと評価しています。
軽佻浮薄な若い人間たちのどうでもいい生活ぶりを学生のノリで描いていて、携帯で連絡を取り合う冒頭だけでうんざりした。どいつもこいつも薄っぺらで、底が浅くて、そいつらが集まった飲み会の空々しい馬鹿騒ぎなどは正視に堪えない。
と、不満ぷんぷんで我慢しながら観つづけていると、そういう薄さは承知のうえで作っていることがわかってくるが、不快感は消えなかった。後日談のパートになってようやくいい雰囲気にはなってくるものの、エピソードの内容にも共感には至らず。ところどころの映像と永作博美の演技はよかったが、結局、不快作だった。
と、不満ぷんぷんで我慢しながら観つづけていると、そういう薄さは承知のうえで作っていることがわかってくるが、不快感は消えなかった。後日談のパートになってようやくいい雰囲気にはなってくるものの、エピソードの内容にも共感には至らず。ところどころの映像と永作博美の演技はよかったが、結局、不快作だった。
映像の詩人、園子温監督が、青春群像劇として、軽い映像でその余韻や翳りに深い詩情を歌い上げた映像作品。携帯世代の今時の若者の日常はカッコよすぎるが、何かを求めて結集した、サークルの盛り上がりや宴会の様子などは、時代を経ても普遍なものを感じ懐かしい。学生のサークルで一緒の仲間でも、卒業して5年も経つと、社会人としての日常に振り回されていて、その当時の熱気を忘れつつある。大空に舞い上がる気球と、そこから見晴らした地上の広さなど、その開放感が青春のよき時代とは言えるが、そんな青春時代はウワノソラ(人の気持ちをチュウズリにして)だったのでしょうか。
2人が参考になったと評価しています。







