人間の約束 ニューマスター版 
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吉田喜重監督が三國連太郎を主演に迎えて老人問題を真摯に追及した問題作。会社員・依志男の寝たきりの母・タツが亡くなった。安らかな死に顔を浮かべていた彼女だったが、顔にわずかなうっ血があったことから、何者かによる他殺であることがわかる。
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人間の約束 ニューマスター版の作品情報
| レンタル開始日 | : | 2005-12-22 |
| 制作年 | : | 1986年 |
| 制作国 | : | 日本 |
| ジャンル | : | 邦画 / ドラマ / ミステリー・サスペンス |
| 品番 | : | GNBR-1129 |
| 制作 | : | 谷島茂之 |
| 脚本 | : | 宮内婦貴子 , 吉田喜重 |
| 原作 | : | 佐江衆一 |
| 収録時間 | : | 123分 |
| メーカー | : | ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント |
| 音声仕様 | : | 日:モノラル |
| 面層 | : | 片面2層 |
| 色 | : | カラー |
| 画面サイズ | : | ビスタ |
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人間の約束 ニューマスター版のレビュー
現在3件のレビューが投稿されています。
評価分布
| 星5つ | (0) | |
| 星4つ | (1) | |
| 星3つ | (2) | |
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レビュー総合評価
(3.3点)
前衛派監督と言われる吉田喜重監督とは、何作品か見てきて自分なりに分って来たのは、アナリストなんだなということです。ですから本作のように1986年時点の高度高齢化社会を邁進する日本での老人介護問題や、その負担を抱えた家族や夫婦と尊厳死を扱っていても、それはその時代のエッセンスを切り取ったと言うことで、何らかの救いとか脚色とかは特に被せていません。タイトルが「人間の約束」とありますように、尊厳死は許されないというのは、倫理なのか社会の決まりなのか。ボケて惨めな姿では生きて居たくないと言う親の気持ちと、その家族との関係を描写しています。2009年現在老人介護の社会基盤は近代化し、心のケアが充実してるかはどうであれ、経済的負担や、人間的生活が援助されてきて、介護される方も、する方もある程度生活の余裕が出来てきていますが、まだまだ生きるのが苦痛になっている老人にとっての尊厳死は誰も約束できません。本作は前衛的というより一般作品的になってきていますが、吉田監督の無機質な映像感覚は健在です。
1人が参考になったと評価しています。
私は、もう数年もすれば同世代からボケ老人がぼちぼち出始める年代。地下鉄に乗る度、脂の乗り切った中年を見ると、こいつは後xx年、若いピチピチした学生を見ると、こいつは後xx年、などと考える。勿論、ボケが始まるまでの年数だ。今まで生きてきた年数で、それぞれの長さが実感できる。救いようのないテーマを正面から見据えるのも良いじゃないですか。仏教で死人が骨に帰るまでの過程を見続ける「不浄観」。テレビではなく、映画なんだから、むしろ、徹底してやれば良いではないか。「不浄観」のように。
深刻な問題を真摯に真正面から描くと救いようがなくなる、という見本のような映画。出来が良ければ良いほど救いがないわけだ。どうせ救いがないなら、笑い飛ばすしかないじゃないか。三島由紀夫が最も恐れた老い。こういう映画を見ると、老いることが本当に嫌になってしまう。それは映画として失敗だ。誰もが避けられぬ老いと死、ならばせめて、糞尿垂れ流しの痴呆老人を明るくハッピーに描くしかないだろう。まだまだ遠い先の事だという若いアンタも、確実に、そうなるんだよ。オイラなんか、もう半分痴呆だからね。若いねーちゃんに、ムーニーちゃんを着けてもらうのだ。
1人が参考になったと評価しています。







