失楽園 
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渡辺淳一のベストセラー小説を『阿修羅のごとく』の森田芳光監督が映像化、97年に公開されるや大ヒットを記録したエロス作品。虚無的に生きる妻子あるサラリーマンの久木と冷えた夫婦生活に疲れた凛子は運命の恋に落ち、激しい愛の世界に溺れていく。
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失楽園の作品情報
| レンタル開始日 | : | 2005-01-28 | |||||||||
| 制作年 | : | 1997年 | |||||||||
| 制作国 | : | 日本 | |||||||||
| ジャンル | : | 邦画 / エロス | |||||||||
| 品番 | : | DABR-0262 | |||||||||
| 脚本 | : | 筒井ともみ | |||||||||
| 原作 | : | 渡辺淳一 | |||||||||
| 音楽 | : | 大島ミチル | |||||||||
| 収録時間 | : | 117分 | |||||||||
| メーカー | : | 角川映画 | |||||||||
| 音声仕様 | : | 日:ドルビーステレオ | |||||||||
| 特典 | : | 予告編、TVスポット、プロモーション映像、海外プロモーション映像 | |||||||||
| 面層 | : | 片面2層 | |||||||||
| 色 | : | カラー | |||||||||
| 字幕 | : | 日英 | |||||||||
| 画面サイズ | : | ビスタ | |||||||||
| 受賞履歴 | : |
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失楽園のレビュー
現在7件のレビューが投稿されています。
評価分布
| 星5つ | (1) | |
| 星4つ | (1) | |
| 星3つ | (2) | |
| 星2つ | (2) | |
| 星1つ | (1) | |
レビュー総合評価
(2.9点)
渡辺淳一と言う作家は、
30代以降の男性なら、誰でも知ってる作家だと思います。
規制の緩かった時代、
渡辺淳一原作映画は、地上波のゴールデンタイムで普通に放送してましたので・・・。
その、スケベ作家の原作を、
あの、森田芳光が撮った事に、疑問を覚えて鑑賞してました。
が、
序盤の、淡泊で緩いSEXに『森田芳光に失望』した気分になりました。
が、
中盤〜の、激しいSEXには『森田芳光に脱帽』した気分になりました。
渡辺淳一の作品には、
ストーリーなんぞに、評価を付ける意味が有りません!
男性なら、どれだけ勃起できるかで、評価を付けるべきです・・・。
ちなみに、
黒木瞳は『化身』以来の、渡辺淳一原作映画出演です。
原作が渡辺淳一なので、男性側から描いたドラマだということを前提に鑑賞した方がよい作品。出版社の敏腕編集者だった久木祥一郎(役所広司)は、ある日突然閑職のポストに配属になる。そんな久木の前に、書道の講師をしている松原凛子(黒木瞳)という美しい人妻が現れる。やがて、二人はお互い魅かれあい、逢瀬を重ねていく。みなが知るところとなった二人の関係・・久木は妻(星野知子)から離婚を要求され、凛子の夫(柴俊夫)は離婚はしないと宣言し、二人の関係を記した告発文を久木の会社に送りつける。凛子は夫や実母との縁を切って、久木のもとに走ることに。すべてを失った二人の行き着くところは・・。
「50歳にして、初めてオンナに溺れる」という久木のセリフがあるのだが、そろそろ仕事でも第一線から退く50歳だからこそ、自分の妻以外の性的魅力を感じる女性に溺れたのではないかという気がする。久木が凛子のもとへと去る時の家族との別れのシーンがあまりにも非現実的で、「じゃあ、元気で」なんてお互い言い合って美しく別れるのだけど、そんなことってあるのかしら。そんな綺麗ごとでは済まされないのでは・・?それに、第一線でバリバリ仕事をしていたころは家庭を省みなかったのに、そこから退いた瞬間にその隙間を女性で埋めているような気がして、女性側から観ていい気はしなかった。男性にとって大切なものは、まず仕事そして家庭。「その大切なものはまず置いておいて、そのどちらかがなくなったら他の女性・・」と言われているみたいで、なんだか不快な感じが。
古谷一行と川島なお美主演のTVドラマ版を観たことがあり一度で観るのを止めてしまったが、役所広司と黒木瞳主演の本作はそれよりは清潔感があるという触れ込みで観てみた。しかし、基本的にはメロドラ。そう、不倫メロドラマとしてサクッと鑑賞すれば、あまりネガティブな感じもしない。尋常ではない心中の仕方はさすが渡辺淳一という気もするが、その他については話題に上るほどの作品かと首を傾げたくなる。某経済新聞にこのような性描写が盛りだくさんの話が初めて連載されたという意味で、かなり話題になったのだと思う。でも、映画にしてみると・・。同じ渡辺淳一原作の映画において、「ひとひらの雪」の方が官能的だったような気がする。
原作を忠実に映画化したものなので映画自体を批判しても仕方がない気もするが、歴史的大作のジョン・ミルトンの「失楽園」と同じタイトル使うなんて、あまりにも大胆というか巨大な口をたたきすぎているというか・・。癌を発病し余命いくばくもない久木の同僚が、「俺も仕事や家庭に縛られてばかりではなく、お前のように好きに遊んでおくんだった。人間なんて儚いものだよ」的なことを言うんだけど、女性とのつきあいは所詮遊びなわけ・・?と鋭いツッコミを入れたくなったし。
「今の情熱を永遠のものにする」という意味での心中・・これをやり遂げた二人を羨ましいと思うのか自己中心的だと思うのかは、観る人によって意見が分かれるところであろう。いずれにしても、非現実的な中年男女の妄想や欲望を描いたものとして観れば、最後の締めは天晴れということになるのかもしれない。★2.5
「50歳にして、初めてオンナに溺れる」という久木のセリフがあるのだが、そろそろ仕事でも第一線から退く50歳だからこそ、自分の妻以外の性的魅力を感じる女性に溺れたのではないかという気がする。久木が凛子のもとへと去る時の家族との別れのシーンがあまりにも非現実的で、「じゃあ、元気で」なんてお互い言い合って美しく別れるのだけど、そんなことってあるのかしら。そんな綺麗ごとでは済まされないのでは・・?それに、第一線でバリバリ仕事をしていたころは家庭を省みなかったのに、そこから退いた瞬間にその隙間を女性で埋めているような気がして、女性側から観ていい気はしなかった。男性にとって大切なものは、まず仕事そして家庭。「その大切なものはまず置いておいて、そのどちらかがなくなったら他の女性・・」と言われているみたいで、なんだか不快な感じが。
古谷一行と川島なお美主演のTVドラマ版を観たことがあり一度で観るのを止めてしまったが、役所広司と黒木瞳主演の本作はそれよりは清潔感があるという触れ込みで観てみた。しかし、基本的にはメロドラ。そう、不倫メロドラマとしてサクッと鑑賞すれば、あまりネガティブな感じもしない。尋常ではない心中の仕方はさすが渡辺淳一という気もするが、その他については話題に上るほどの作品かと首を傾げたくなる。某経済新聞にこのような性描写が盛りだくさんの話が初めて連載されたという意味で、かなり話題になったのだと思う。でも、映画にしてみると・・。同じ渡辺淳一原作の映画において、「ひとひらの雪」の方が官能的だったような気がする。
原作を忠実に映画化したものなので映画自体を批判しても仕方がない気もするが、歴史的大作のジョン・ミルトンの「失楽園」と同じタイトル使うなんて、あまりにも大胆というか巨大な口をたたきすぎているというか・・。癌を発病し余命いくばくもない久木の同僚が、「俺も仕事や家庭に縛られてばかりではなく、お前のように好きに遊んでおくんだった。人間なんて儚いものだよ」的なことを言うんだけど、女性とのつきあいは所詮遊びなわけ・・?と鋭いツッコミを入れたくなったし。
「今の情熱を永遠のものにする」という意味での心中・・これをやり遂げた二人を羨ましいと思うのか自己中心的だと思うのかは、観る人によって意見が分かれるところであろう。いずれにしても、非現実的な中年男女の妄想や欲望を描いたものとして観れば、最後の締めは天晴れということになるのかもしれない。★2.5
2人が参考になったと評価しています。
黒木瞳の濡れ場ばかりが話題になりましたが、最後の二人がつながったままで心中するという部分は異常ですが、それ以外の部分は結構誰にでもありそうな話で、考えさせられる映画でした。
本当に好きな人と結婚できなかった凜子(黒木瞳)と結婚のいきさつはわかりませんが、プライドが高くどこか冷たい妻に満たされない久木(役所広司)は、本当の恋に溺れていきます。
久木の友達が癌で死ぬ際に、「燃え尽きる恋すらもない枯れ野かな」と言いますが、世の中には本当に愛し合っている夫婦もいれば、すきま風が吹いているのに家庭を壊さないために本心を押し殺して生きている人もいます。
浮気で家庭を崩壊させることは罪なことですが、かといってたった一度の人生を悔いのないよう生きようと思うとどうしても自分や家族を傷つけてしまうことになる。このような場合にどうするべきは永遠のテーマかもしれません。
心から好きな人と結婚して一生添い遂げることの難しさと尊さ、自分の気持ちに正直に生きようとすると他人を傷つけてしまう苦しみ。結構奥の深いストーリーです。
濡れ場シーンが必要以上に過激に描かれているのは、興行的ことを考えてかと思われますが、かえってこの映画の本質を見えにくくしているようで残念なので、☆1つ減らして4つです。
本当に好きな人と結婚できなかった凜子(黒木瞳)と結婚のいきさつはわかりませんが、プライドが高くどこか冷たい妻に満たされない久木(役所広司)は、本当の恋に溺れていきます。
久木の友達が癌で死ぬ際に、「燃え尽きる恋すらもない枯れ野かな」と言いますが、世の中には本当に愛し合っている夫婦もいれば、すきま風が吹いているのに家庭を壊さないために本心を押し殺して生きている人もいます。
浮気で家庭を崩壊させることは罪なことですが、かといってたった一度の人生を悔いのないよう生きようと思うとどうしても自分や家族を傷つけてしまうことになる。このような場合にどうするべきは永遠のテーマかもしれません。
心から好きな人と結婚して一生添い遂げることの難しさと尊さ、自分の気持ちに正直に生きようとすると他人を傷つけてしまう苦しみ。結構奥の深いストーリーです。
濡れ場シーンが必要以上に過激に描かれているのは、興行的ことを考えてかと思われますが、かえってこの映画の本質を見えにくくしているようで残念なので、☆1つ減らして4つです。
1人が参考になったと評価しています。
森田芳光監督がこの手の情交ドラマで何を表現したかったのかは、森田流と言うカンバンとは違っていて解からなかった。それでもこの手の作品として「海猫」(2004)も作っており、情交のなかでの人間の葛藤が見えてくる。とはいっても、主人公はアッパークラスの男女であり、壮年期でありながら、閑職に追いやられてしまったエリート男性と、医者を亭主に持った形ばかりの妻で満たされない女である。そして偶然出会って惹かれあい不倫と言う社会の倫理と葛藤し。。。ハイリスクの愛に結着をつけていく。ちょっと陰湿なところもある情交ドラマだが、たけだけしい若き頃へと気持ちが高ぶるのは理解できないことも無いか。
1人が参考になったと評価しています。







