告白 

『嫌われ松子の一生』などの話題作を世に送り出す奇才・中島哲也監督が、湊かなえのベストセラー小説を映画化。「生徒に娘を殺された」という女教師の告白から始まり、殺人事件に関わった登場人物たちの独白形式で構成される衝撃のエンタテインメント。R15+
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告白の作品情報
| レンタル開始日 | : | 2011-01-14 | ||||||||||||||||||
| 制作年 | : | 2010年 | ||||||||||||||||||
| 制作国 | : | 日本 | ||||||||||||||||||
| ジャンル | : | 邦画 / ドラマ | ||||||||||||||||||
| 品番 | : | TDV20414R | ||||||||||||||||||
| 脚本 | : | 中島哲也 | ||||||||||||||||||
| 原作 | : | 湊かなえ | ||||||||||||||||||
| 収録時間 | : | 106分 | ||||||||||||||||||
| メーカー | : | 東宝 | ||||||||||||||||||
| 音声仕様 | : | 日:ドルビーデジタル5.1ch | ||||||||||||||||||
| 特典 | : | 映像特典 | ||||||||||||||||||
| 面層 | : | 片面2層 | ||||||||||||||||||
| 色 | : | カラー | ||||||||||||||||||
| 字幕 | : | 日 | ||||||||||||||||||
| 画面サイズ | : | ビスタ | ||||||||||||||||||
| 受賞履歴 | : |
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告白のレビュー
現在62件のレビューが投稿されています。
映画データベースの「allcinema」でも、今の時点で30件もコメントが寄せられている問題作で、松たか子さん主演、中島哲也氏監督・脚本と期待して鑑賞しました。確かに松たか子さん演じる心に深い傷を負ってしまった、シングルマザーだった教師役ですが、喩えですが、「バトル・ロワイアル」のビートたけしさんの様な、心のありようが分からない不気味に恐い役が怪演でした。作品としては、中島哲也監督の描く青春グラフィティーな音楽劇も取り入れた独特な映像世界の興行作品で、今の中学生ってこんなのかとギャップを感じる様な学校の教室がメインのドラマですが、これは明らかに今の大人社会の反映であって、中学生だから、大人だからと言うくくりでは語りきれない今の時代を”告白”するドラマとなっていました。
10人中、8人が参考になったと評価しています。
日本でしかできない映画ではないでしょうか。
ハリウッドや韓国でリメイクされても、オーバーになりすぎたり逆にドライになるのではと。
陰湿でありながらもどこかブラックな笑いがあって、そのさじ加減が絶妙でした。
松たか子は最近ほとんど短めの髪型ですよね。そのほうが彼女の凛とした美しさが際立っています。なので、このロングヘアは、娘を殺された彼女の苦しみや、綿密な復讐が目立たないようにあえて地味にして、怒りを封印しているのではないかと思え、効果的だったと思います。
見るのは一回で十分です。苦しすぎました。
ハリウッドや韓国でリメイクされても、オーバーになりすぎたり逆にドライになるのではと。
陰湿でありながらもどこかブラックな笑いがあって、そのさじ加減が絶妙でした。
松たか子は最近ほとんど短めの髪型ですよね。そのほうが彼女の凛とした美しさが際立っています。なので、このロングヘアは、娘を殺された彼女の苦しみや、綿密な復讐が目立たないようにあえて地味にして、怒りを封印しているのではないかと思え、効果的だったと思います。
見るのは一回で十分です。苦しすぎました。
14人中、11人が参考になったと評価しています。
先ず『下妻物語』や『嫌われ松子の一生』でも垣間見れた映像美
のセンスは今作でもヒシヒシ感じられる。またBGMのセンスも非常
によく話の進行具合と実にマッチしていた。内容はもう見終わった
後、動くのが怖いくらいボーっとしてしまいました。それ程の衝撃作
であります。基本的には復讐劇なのですが、この様な作品が発表される
社会に生きる我々に問いかける波紋は大きい。人に対する痛みや
想像力の無さが生む悪行は巡り巡ってしまう教訓でもあります。徹底的
に復讐を遂行する教師には同情したくない気持ちもありますが、最後
にはあっぱれ!と感じてしまったのも事実。マイナス点としては生徒達
が中学1年生には見えなかった点。少年AとBのどちらかでも演技力の
高い子を選定して欲しかった事かな。松たか子は全く興味のない女優
でしたが、この作品で自分の評価が上がりました。
のセンスは今作でもヒシヒシ感じられる。またBGMのセンスも非常
によく話の進行具合と実にマッチしていた。内容はもう見終わった
後、動くのが怖いくらいボーっとしてしまいました。それ程の衝撃作
であります。基本的には復讐劇なのですが、この様な作品が発表される
社会に生きる我々に問いかける波紋は大きい。人に対する痛みや
想像力の無さが生む悪行は巡り巡ってしまう教訓でもあります。徹底的
に復讐を遂行する教師には同情したくない気持ちもありますが、最後
にはあっぱれ!と感じてしまったのも事実。マイナス点としては生徒達
が中学1年生には見えなかった点。少年AとBのどちらかでも演技力の
高い子を選定して欲しかった事かな。松たか子は全く興味のない女優
でしたが、この作品で自分の評価が上がりました。
17人中、13人が参考になったと評価しています。
まだ、この監督はこんな感じ、あの監督はあんな感じという、監督の違いが分からない私ですが、パコ・下妻・嫌われ松子の3作の鑑賞で中島哲也監督の作風は何となく特徴がつかめ独特なものを受けていました。「告白」は、ジャケットに写る硬い表情の松たか子を見て、これはいかにも硬そうな暗そうな内容で、今までとは違った感じかもと予想していて、予想通りに暗いどよんとした嫌〜な内容でありましたが、当然だけど中島哲也監督をしっかりうかがわせながら、今までに無い大きな衝撃を受ける作品でした。
森口悠子(松たか子)の告白だけで初めの約30分費やされていたけど、淡々と、でも内に秘めたひそやかな憎しみ溢れるこの告白で、一気に映画の中に引き込まれ、何かに憑かれたようになった106分。このエンタテインメントの世界から、色んなことを感じたのですが、誰もが、他には告白しづらいような告白事を一つは持っているのではと、人の心の闇の部分や未熟さ、愚かさといった不愉快なものから、ちょっと一見不似合いに思える、快い気分まで。それは心のどこかに溜まって沸々していたものが、一瞬開放されたような・・。
愛するものの命を奪われたら、誰もが奪った相手を憎むと思いますが、私ももし我が子(愛犬)が命を奪われたら、たとえその犯人が少年少女であろうとどんな事情であろうと許せず、狂うかも。でも、犯人が罰せられてもどんなに反省、謝罪されても、一度パチンッと壊された命が再び元に戻ることは絶対にない。そんな尊い命。なのに、犯人が未成年だと少年法とやらで守られるなんて。復讐したって命は戻らないけど復讐したくなる。でも復讐したところでこっちが刑務所行きだ。こんなんじゃ、殺され損だ!!という、今までにひそかに抱えたことのあったそういう想いが、まるで少し映画の中に反映されたように感じることが出来て、真っ当じゃない爽快感を味わえた。
森口悠子(松たか子)の告白だけで初めの約30分費やされていたけど、淡々と、でも内に秘めたひそやかな憎しみ溢れるこの告白で、一気に映画の中に引き込まれ、何かに憑かれたようになった106分。このエンタテインメントの世界から、色んなことを感じたのですが、誰もが、他には告白しづらいような告白事を一つは持っているのではと、人の心の闇の部分や未熟さ、愚かさといった不愉快なものから、ちょっと一見不似合いに思える、快い気分まで。それは心のどこかに溜まって沸々していたものが、一瞬開放されたような・・。
愛するものの命を奪われたら、誰もが奪った相手を憎むと思いますが、私ももし我が子(愛犬)が命を奪われたら、たとえその犯人が少年少女であろうとどんな事情であろうと許せず、狂うかも。でも、犯人が罰せられてもどんなに反省、謝罪されても、一度パチンッと壊された命が再び元に戻ることは絶対にない。そんな尊い命。なのに、犯人が未成年だと少年法とやらで守られるなんて。復讐したって命は戻らないけど復讐したくなる。でも復讐したところでこっちが刑務所行きだ。こんなんじゃ、殺され損だ!!という、今までにひそかに抱えたことのあったそういう想いが、まるで少し映画の中に反映されたように感じることが出来て、真っ当じゃない爽快感を味わえた。
16人中、12人が参考になったと評価しています。
大の大人による、一見大人げない、しかし充分に大人の機能を有する子供達への壮絶な復讐劇−と言えばいいのでしょうか。いつもは穏やかで可愛い松たか子さんの顔が、恐ろしくも哀しい般若の面に見える、よくぞここまで徹底して描き切ったという過激な逸品です。
場面はとある中学校の卒業式。教師・森口(松たか子)は、二人の生徒に自分の娘が殺されたことを明かします。けれどその二人とは、渡辺(西井幸人)と下村(藤原薫)の二人である事は、誰もが知っている事でした。しかし、少年法で守られた彼等を厳罰に処する事はできません。だからこそ、彼女は彼女なりの方法で復讐を果したと告白します。それは、HIV−エイズに感染した血液を、彼等二人の牛乳に混入させたというのです。その日から陰湿な苛めが始まり、生活を狂わせていく二人でしたが・・・。
その犯罪の根本に流れるものは、エゴイズム、ナルシズムといった軽薄さであり、深みはありません。しかし、その愚かなる欲望を最強の剣とし、法律の擁護という楯を得て襲いかかってくる子供に対し、大人は経験と頭脳と復讐という怨念を持って、これを全力で薙ぎ倒しに行きます。HIVで夫を亡くし、彼の唯一人の忘れ形見の娘を亡くし、もう彼女には還る場所さえありません。周到な計画を練り、執拗に敵を追い詰めていく姿は、熾烈という言葉を超えて総てを凌駕します。
虚構です、物語です、リアリズムはそこには介在しません。しかし、だからこそ無意識の悪意を、こんなにまで軽やかに描けるのかも知れません。そこには生命の尊さや教訓など欠片もありません。唯々娘の無念を晴らすべく、薙刀を持った白装束の鬼が本懐を遂げるまでを描くだけです。観終った後に漲る爽快感と、何が報われたのかという喪失感。子供を叱る際に、小突く事さえ許されない環境での、抑圧された大人の欲望−そんな風に言えば叱られるでしょうか。やはり子供に見せるのはどうか、と想ってしまいましたネ。
場面はとある中学校の卒業式。教師・森口(松たか子)は、二人の生徒に自分の娘が殺されたことを明かします。けれどその二人とは、渡辺(西井幸人)と下村(藤原薫)の二人である事は、誰もが知っている事でした。しかし、少年法で守られた彼等を厳罰に処する事はできません。だからこそ、彼女は彼女なりの方法で復讐を果したと告白します。それは、HIV−エイズに感染した血液を、彼等二人の牛乳に混入させたというのです。その日から陰湿な苛めが始まり、生活を狂わせていく二人でしたが・・・。
その犯罪の根本に流れるものは、エゴイズム、ナルシズムといった軽薄さであり、深みはありません。しかし、その愚かなる欲望を最強の剣とし、法律の擁護という楯を得て襲いかかってくる子供に対し、大人は経験と頭脳と復讐という怨念を持って、これを全力で薙ぎ倒しに行きます。HIVで夫を亡くし、彼の唯一人の忘れ形見の娘を亡くし、もう彼女には還る場所さえありません。周到な計画を練り、執拗に敵を追い詰めていく姿は、熾烈という言葉を超えて総てを凌駕します。
虚構です、物語です、リアリズムはそこには介在しません。しかし、だからこそ無意識の悪意を、こんなにまで軽やかに描けるのかも知れません。そこには生命の尊さや教訓など欠片もありません。唯々娘の無念を晴らすべく、薙刀を持った白装束の鬼が本懐を遂げるまでを描くだけです。観終った後に漲る爽快感と、何が報われたのかという喪失感。子供を叱る際に、小突く事さえ許されない環境での、抑圧された大人の欲望−そんな風に言えば叱られるでしょうか。やはり子供に見せるのはどうか、と想ってしまいましたネ。
8人中、6人が参考になったと評価しています。
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