誰がため 

第二次大戦末期、ナチス・ドイツ占領下のデンマークに実在したふたりのレジスタンスの姿を描いた戦争ドラマ。『天使と悪魔』のトゥーレ・リントハートや『007 カジノ・ロワイヤル』のマッツ・ミケルセンらデンマークを代表する国際派俳優が共演。PG12作品。
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誰がための作品情報
| レンタル開始日 | : | 2010-06-25 |
| 制作年 | : | 2008年 |
| 制作国 | : | デンマーク / チェコ / ドイツ |
| ジャンル | : | 洋画 / ドラマ / 戦争ドラマ |
| 品番 | : | JDRB26788 |
| 原題 | : | FLAMMEN & CITRONEN |
| 脚本 | : | ラース・K・アナセン |
| 音楽 | : | ハンス・メーラー |
| 収録時間 | : | 136分 |
| メーカー | : | Softgarage |
| 音声仕様 | : | デンマーク・独:ドルビーデジタルステレオ |
| 面層 | : | 片面2層 |
| 色 | : | カラー |
| 字幕 | : | 日 |
| 画面サイズ | : | シネスコ |
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邦題が悪くない。珍しいパターンだ!物語が進むにつれ、
邦題が重くのしかかってくるようだ。
レジスタンスをこういう角度から描いた作品はあまりないように思える。
長尺の割に淡々と進むのだが、最後のたたみかけがアクセントにもなる。
惜しむらくはちょっと複雑な人間関係に興味が持てなかったのが残念。
主演の2人が好演!特にM・ミケルセンは「ディア・ハンター」の
C・ウォーケンの『滅びの美学』を感じるような熱演だった。
邦題が重くのしかかってくるようだ。
レジスタンスをこういう角度から描いた作品はあまりないように思える。
長尺の割に淡々と進むのだが、最後のたたみかけがアクセントにもなる。
惜しむらくはちょっと複雑な人間関係に興味が持てなかったのが残念。
主演の2人が好演!特にM・ミケルセンは「ディア・ハンター」の
C・ウォーケンの『滅びの美学』を感じるような熱演だった。
5人中、5人が参考になったと評価しています。
部屋のかたすみに地球儀がある。国と国との位置関係や広さは地図では実感できないので買ったものだが重宝している。それで確認するとデンマークとは半島と島々からなるちいさな国だとあらためて感じる。緯度は樺太よりも北でカムチャッカ半島とほぼ同じである。九州と同じくらいの広さの国土に500万人が住む。陸地で国境を接しているのはドイツのみ。これではナチスドイツに占領されたのもむべなるかな、というより独立を保っているのが不思議とも。
それで反ナチスのレジスタンス派はイギリスから指令を受けているのだが、これも地球儀を見るとデンマークとイギリスは海でつながった隣国だとわかり、納得できる。かつては北海帝国として同じ国だったとも。
そのレジスタンスたちだが美男美女揃いで身なりも良く、結構いいものを食べている。つまりカッコイイというわけで、現実はそんなものではなかったろうが、それはそれ映画だから、ということで文句はいいますまい。
それで反ナチスのレジスタンス派はイギリスから指令を受けているのだが、これも地球儀を見るとデンマークとイギリスは海でつながった隣国だとわかり、納得できる。かつては北海帝国として同じ国だったとも。
そのレジスタンスたちだが美男美女揃いで身なりも良く、結構いいものを食べている。つまりカッコイイというわけで、現実はそんなものではなかったろうが、それはそれ映画だから、ということで文句はいいますまい。
4人中、4人が参考になったと評価しています。
かつて戦争は宣戦をもって始まり、講和をもって、あるいはその地域の占領をもって終わるものであり、戦いが終われば交戦相手をねぎらうような騎士道精神が支配していた。クラウゼヴィッツの「戦争とは他の手段をもってする政治の継続である」という有名なコトバは、戦争はべつに良いことでも悪いことでもなく、国家がその活動の一環として一定のルールに従って始め、終わる正常な活動である、という古典的な戦争観が表れているのだろう。ジャン・ルノワールの「大いなる幻影」が描いたような世界である。そういう世界観からは、戦争が終わった後も戦い続けるということは想定されておらず、それは国際法上ゆるされない行為であり、そのような活動に従事するゲリラ戦士は捕虜として正当に遇される必要のない犯罪者だった。ゲリラ、パルチザン、レジスタンスといわれる非正規戦闘員の活動が讃えられるようになったのは、戦争の相手には「悪い国」があり、そういう国を相手にした「良い戦争」があるのだ、という観念の生成による。それは相手に対する敵意と憎悪をもたらすものであり、戦争が国土防衛戦争となり、国民を根こそぎ動員して前線と銃後の区別もない総力戦となった現代の戦争に対応している。この映画のなかで、主人公であるレジスタンス戦士に狙われたドイツ人が、良い軍人は功名心からでも愛国心からでもなく敵に対する憎しみから生まれると言うシーンを見ていて、こんなことを考えた。ナチスドイツ占領下のデンマークのレジスタンスの、ほとんどテロリズムが自己目的化したようなむなしさを描いて、強い無力感、無常感を感じさせる。いまや第二次世界大戦は遠く、西欧各国の国境は限りなく低くなり、ナチス・ドイツをも相対化してあの時代を振り返ることができるようになったからこそ生まれた作品だろう。物語はそれほど面白くなく、ありきたりというところもあるが、映像がとてもスタイリッシュでかつ迫力がある。
3人中、3人が参考になったと評価しています。
誰が誰やら、誰と誰とがどういう関係にあるのやら、見ていて分かり難いところがある。殺人の指令を受けるテロリストの主人公も、ホントは誰からの指令なのか、そこにどんなウソがあるのかないのか、ホントにしてもどんな個人的な思惑の裏があるのか、ないのか、疑えばきりがない状況に置かれて人殺しをしている。と、まあ、そんな映画なのかな? テロの大義、テロ行為に関する哲学的な問いを発する前に、そもそもそんなところに基本問題があるようだ。テロリストも、なかなか大変です。対ナチ抵抗モノという基本は分かっているのだが、具体的な結末を最後まで分からせないで興味を引っ張った点を買って星四つにしました。
2人中、2人が参考になったと評価しています。
戦下でのレジスタンスものだが、ハデなアクションや、心理戦のようなスリルは殆ど無い。また、民衆や当時の地下組織の熱気も描かれない。
恐らく、それは主人公二人が結局はテロリストであるからだと思う。そして、まさにこの映画の核心も、「テロ行為の正当性」について、彼らが疑念を持つことにあり、そこに悲劇性を投影させているのだと思う。
一旦疑念を持つと、やっていることが「人殺し」であるので、正当性が担保されないかぎり、先に踏み込むことが出来なくなる。しかし、次々と指令が来る。指令の対象が身辺に及んだところで、指令先への疑念、悪意を確信、憎悪へと発展する。そしてラスト・・という展開。
救いが無く、悲しい男の映画だと思った。
終わり近く、ヨーンの台詞で、「これは戦争なんだ。つまりは、目の前の標的を倒すだけなのだ。」というのがある。戦争という悲劇の核心を突いた台詞だと思った。
恐らく、それは主人公二人が結局はテロリストであるからだと思う。そして、まさにこの映画の核心も、「テロ行為の正当性」について、彼らが疑念を持つことにあり、そこに悲劇性を投影させているのだと思う。
一旦疑念を持つと、やっていることが「人殺し」であるので、正当性が担保されないかぎり、先に踏み込むことが出来なくなる。しかし、次々と指令が来る。指令の対象が身辺に及んだところで、指令先への疑念、悪意を確信、憎悪へと発展する。そしてラスト・・という展開。
救いが無く、悲しい男の映画だと思った。
終わり近く、ヨーンの台詞で、「これは戦争なんだ。つまりは、目の前の標的を倒すだけなのだ。」というのがある。戦争という悲劇の核心を突いた台詞だと思った。
1人中、1人が参考になったと評価しています。
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