レイチェルの結婚 

『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイが、薬物依存症の娘を熱演した感動の家族ドラマ。麻薬中毒者の更生施設に入院中のキムは、姉のレイチェルの結婚式に参加するために一時帰宅する。家族は厄介者の彼女を、微妙な面持ちで迎え入れるが…。
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レイチェルの結婚の作品情報
| レンタル開始日 | : | 2009-11-04 |
| 制作年 | : | 2008年 |
| 制作国 | : | アメリカ |
| ジャンル | : | 洋画 / ドラマ |
| 品番 | : | RDD-48945 |
| 原題 | : | Rachel Getting Married |
| 制作 | : | ジョナサン・デミ , ネダ・アーミアン |
| 脚本 | : | ジェニー・ルメット |
| 収録時間 | : | 113分 |
| メーカー | : | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
| 音声仕様 | : | 英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch |
| 特典 | : | 「空飛ぶタイヤ」「ダメージ」スペシャル映像 |
| 面層 | : | 片面2層 |
| 色 | : | カラー |
| 字幕 | : | 日・英 |
| 画面サイズ | : | ビスタ |
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レイチェルの結婚のレビュー
現在4件のレビューが投稿されています。
評価分布
| 星5つ | (0) | |
| 星4つ | (2) | |
| 星3つ | (1) | |
| 星2つ | (1) | |
| 星1つ | (0) | |
レビュー総合評価
(3.3点)
これは、「痛い」映画だ。
舞台の「手作りの結婚式」は、様々な人種が入り乱れ、さながら国際パーティのような様相を呈するが、集まってきている人々はほぼ全員が二人を「祝福」するためだけに集まっている。
ところが、そこにキムという主人公・・もちろん姉の結婚を心から喜んでいるのだが、問題児である自分を気にする周囲に反発し、また逆にことさら自虐的に主張したりする。
また、この家族の「暗く悲しい問題」の根源が件のキムにより引き起こされているのも事実で、それにより親族であればあるほど崩壊寸前に軋む。
要するに、一番心が狭く、心が弱い人間が主人公なので、「痛い」のだ。正直、私はこの主人公を許容する気持ちにはなれなかった。
式の準備と余韻の中で奏でられる演奏が、そのまま映画音楽になっており、全編を手持ちカメラ(ビデオ?)で通し臨場感を出している。非常に巧い演出であり、映画としては素晴らしいと思う。
舞台の「手作りの結婚式」は、様々な人種が入り乱れ、さながら国際パーティのような様相を呈するが、集まってきている人々はほぼ全員が二人を「祝福」するためだけに集まっている。
ところが、そこにキムという主人公・・もちろん姉の結婚を心から喜んでいるのだが、問題児である自分を気にする周囲に反発し、また逆にことさら自虐的に主張したりする。
また、この家族の「暗く悲しい問題」の根源が件のキムにより引き起こされているのも事実で、それにより親族であればあるほど崩壊寸前に軋む。
要するに、一番心が狭く、心が弱い人間が主人公なので、「痛い」のだ。正直、私はこの主人公を許容する気持ちにはなれなかった。
式の準備と余韻の中で奏でられる演奏が、そのまま映画音楽になっており、全編を手持ちカメラ(ビデオ?)で通し臨場感を出している。非常に巧い演出であり、映画としては素晴らしいと思う。
レイチェルの結婚相手シドニーは黒人だが、そのことについて誰かが言及することはなく、ごく自然に祝福され、2世の誕生が期待される。そういえばレイチェルの継母、つまり実母が離婚した後で父と結婚した女性も黒人である(アメリカの代表的舞台女優といわれスタンフォード大学教授でもあるアンナ・ディーヴァー・スミスが演じている)。そのことは人種を超えた結婚がアメリカではごく一般的なことになっているということではなくて、そこには、そういう結婚があってもいいじゃないか、という強い価値観が表明されている。この映画では、結婚式に出席する客や結婚式で音楽を奏する楽団や手伝い人として白人や黒人以外にも東洋人やアラブ人たちが登場し、結婚式は、新郎新婦に宗教的理由があるとは思えないのにインド式で行われるなど多民族・多文化主義的な指向性が感じられる。この映画のヒロインはレイチェルでなくその妹キムだが、彼女は麻薬・薬物依存で様々な事故を起こし警察のごやっかいにもなって施設に入所中であり、しばしば非常識な言動で周囲のヒンシュクをかう。そこには、「ジャンキーだっていいじゃないか」というわけではないが、「ジャンキーだから多少のことは仕方がないじゃないか」という考えが表明されている。このような考えの底にあるものは「寛容」ということでり、この映画は、そういう社会的寛容をたやすく手放さないという強い決意を感じることができる。そういう思想性をこそ、この映画では評価すべきであり、例えば両親が問題を起こし続けるキムにかかりきりになることから嫉妬心のようなものをレイチェルが持っている、とか、キムは治療施設に入っているときに、自分とレイチェルは親戚から性的虐待を受けていたなどとウソをついていたことがばれてしまって、ますます周囲のヒンシュクをかうことになるのだが、一方で彼女には自分の薬物に由来する過失で幼い弟を死なせてしまったという過去があり、その悲しい体験が抑圧されて虚言に結びついているのではないか、などという深層心理に及ぶ解釈はどうでもいいことのように思われる。そもそも登場人物の心のうちを深く描くシリアスな家庭劇ではなく、基本的には楽しい祝祭映画なのである。ジョナサン・デミ監督は、ホームビデオのようなタッチでこの映画を撮ろうとした、といっていて、しかしその映像は美しく、かつ巧みであり、プロが本気でホームビデオを撮るとどれほどのものができるかを実感させてくれる。終始奏でられる音楽も美しい。個人的にはこういう映画は大好きである。
「レイチェルの結婚」といいつつお話の中心人物はレイチェルの妹・キムで、キムが主人公のようでした。
そして結婚というおめでたい出来事にまつわるお話なのに、辛く胸がつまるような、笑えないお話。
キムがレイチェルの結婚を祝い、式に出席するため薬物依存症の施設から久しぶりに帰ってきたというのに、周囲の変な気遣いとか雰囲気、態度が・・見ていてこちらも、何か起こりはしないかとハラハラしてしまいました。
キムには麻薬常習の過去だけでなく、もっと重いものを抱えていて、そんなキムを想うとせつなくて、なのにこの祝いの場が、溜まってたものが爆発したかのように家族間の膿を出すような場になってしまい、もうお祝いを楽しむどころじゃありませんでした。いざレイチェルの結婚式やパーティーで、皆はとっても楽しそうに盛り上がっていても、不思議とちっとも楽しめずつまらないものを傍観しているような気分で、早送りをしてしまったほど。
結婚って、表向きは華やかでも、内情は色々あったりする。レイチェルの結婚では「厄介者」レッテルを貼られた者が身内にいるという内情のドラマを描いたもので、私がこんな気持ちになったほど、上手く出来上がっているのだといえるのかもしれませんが、個人的にはやっぱり面白く、楽しめる結婚もののほうが好きだな〜と思ってしまって、気分的には☆1や2の評価です。
依存症だった人たちが、更生の集会やどこかでバッタリ逢った時に必ず「もう○ヶ月やってないよ」と口々に嬉しそうに言うのが印象に残り、○年じゃなく○ヶ月というのが却って、いかに努力してるか、いかに一度はまったら抜けるのが大変なのか、っていうのが痛いほど伝わってきました。
そして結婚というおめでたい出来事にまつわるお話なのに、辛く胸がつまるような、笑えないお話。
キムがレイチェルの結婚を祝い、式に出席するため薬物依存症の施設から久しぶりに帰ってきたというのに、周囲の変な気遣いとか雰囲気、態度が・・見ていてこちらも、何か起こりはしないかとハラハラしてしまいました。
キムには麻薬常習の過去だけでなく、もっと重いものを抱えていて、そんなキムを想うとせつなくて、なのにこの祝いの場が、溜まってたものが爆発したかのように家族間の膿を出すような場になってしまい、もうお祝いを楽しむどころじゃありませんでした。いざレイチェルの結婚式やパーティーで、皆はとっても楽しそうに盛り上がっていても、不思議とちっとも楽しめずつまらないものを傍観しているような気分で、早送りをしてしまったほど。
結婚って、表向きは華やかでも、内情は色々あったりする。レイチェルの結婚では「厄介者」レッテルを貼られた者が身内にいるという内情のドラマを描いたもので、私がこんな気持ちになったほど、上手く出来上がっているのだといえるのかもしれませんが、個人的にはやっぱり面白く、楽しめる結婚もののほうが好きだな〜と思ってしまって、気分的には☆1や2の評価です。
依存症だった人たちが、更生の集会やどこかでバッタリ逢った時に必ず「もう○ヶ月やってないよ」と口々に嬉しそうに言うのが印象に残り、○年じゃなく○ヶ月というのが却って、いかに努力してるか、いかに一度はまったら抜けるのが大変なのか、っていうのが痛いほど伝わってきました。







