必殺仕事人2009 新春スペシャル
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“必殺シリーズ”として人気を博したアクション時代劇を、東山紀之主演でスペシャルドラマ化。江戸で絵師の男が殺される事件が発生。彼の所持品である枕絵の出来栄えに感心する小五郎だったが…。共演は松岡昌宏、大倉忠義、水川あさみほか。
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必殺仕事人2009 新春スペシャルの作品情報
| レンタル開始日 | : | 2009-06-17 |
| 制作年 | : | 2009年 |
| 制作国 | : | 日本 |
| ジャンル | : | 国内TVドラマ / 時代劇 |
| 品番 | : | PCBE-73307 |
| 収録時間 | : | 173分 |
| メーカー | : | 朝日放送 |
| 音声仕様 | : | 日:ドルビーステレオ |
| 特典 | : | 初披露!新生仕事人三人衆、婿殿ご帰還!藤田まこと復帰会見、六本木ヒルズに三番筋出現!〜仕事人2009製作発表完全レポート、完全密着!仕事人2009メイキング、PR集 |
| 面層 | : | 片面2層 |
| 色 | : | カラー |
| 画面サイズ | : | ワイド |
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必殺仕事人2009 新春スペシャルに興味があるあなたにオススメ
やっぱり、映像が明るいというかムードがないというか、光と影を縦横無尽に使う必殺最大の武器が封印されているような感は否めない。
ドラマ……は、恐れていたほど悪くはない。けれど、新鮮ではやはりなかった。期待するのは、「今度の必殺はどんな?」なのに、やはり「今度の必殺もこんな」ではあった。先の読めないものがない。いや、あった。玉櫛の運命については意表をつかれるものだったはずだ。個人的には、2007で彼女が出てきたとき、「また忍者かあ……」とがっかりしたおぼえがあるので(仕事人Vで組紐屋が抜け忍だという設定で語られたとき以来、忍者の仕事人というのが跋扈跳梁し始め、非常によろしくない悪習が出来たと思っている。だから、涼次が抜け忍で、それを追っかけてきた昔馴染みのくのいちというのには非常に気勢を削がれたものだったのだ)、ちゃんと彼女のドラマの中での場所を得られて、よかったじゃないかと思う。
さすがにスペシャルだけあって、被害者も悪人もちゃんとした役者陣が顔を揃えている。しかし、ゴリさんの演技は随分わざとらしい感じで、かなり違和感があった。津川雅彦風に狙ってやっているのかと思ったが、そこでの域にはなっていないし。
そして今ひとつ残念なのは、沢村一樹の立ち位置が今ひとつ明確でなかったことだ。登場時点からすでにしてただの巧言令色だったので、その後のスタンスに意外性も悲しさも発生し得なかった。その点では、玉櫛の運命に今ひとつテーマ性が欠けたかもしれない。ここについては、ファースト「必殺仕事人」の某回が数段優っている。
渡辺・権藤・玉櫛・涼次という繋がりが出来ているわけだが、むしろ渡辺と権藤の繋がりなど消してしまって、もっと玉櫛のドラマを作り、そこから涼次の情念をもっと燃え立たせてもよかったかと思う。
涼次の必殺技が代わる理由がそのままドラマと絡んでいるのはよかったと思う。レントゲンの復活も、一応悪くもない。……が、このレントゲン――まんま仮面ライダー555(ファイズ)です、これは。
いや、ファイズを見ていたとき、このレントゲンが出てきて「わ」とか思ってたんだけど(笑)、まさか本家本元の必殺の方で仮面ライダーのレントゲンをパクる形になるとは。パクッてるワケじゃないんだろうけど、先にファイズをみた人間からするとそう見えちゃうのよ、これは。特に、ファイズの第7・8話で、「これは……仕置人だ」と感じてしまった者としてはなおさら。
一方、源太の技が、使う道具は同じでも、ただただ又しても三味線屋組紐屋に回帰してしまっているのみなのは無念。
主水はやはりスローバラードですか、そうですか。
主水は「仕事人V」あたりからかなり老いてきていたのだけれど、もうすっかり鹿蔵さんです。だから元締めをやればいいと思うんだけど。鹿蔵をやれとはいわない。主水は主水であって鹿蔵でも虎でもないんだから、主水のままで元締めでいいではないか。もういいかげん現役はやめようよ。そのうち、周りの仕事人が同情のあまりにこっそり代わりに殺していてくれて、主水はただ死体にぶすりと(しかも障子越し)突き刺して「閻魔が(以下省略)」と決めゼリフを……哀しい。
音楽……は、やはり使い回しばかりで、ああ、やっぱり新しい物を作ろうというんじゃないんだね、と思わされてしまうとのが哀しかった。旧来からの必殺ファンたちから囂々たる非難を浴びながら、けれど、だって、面白いんだから見ようよ、と思わせるようなものが欲しかった。しかし、そのためには……
やはり、現役仕事人の中村主水がいてはならないのだ。
むしろ思う。「主水死す」が満足いくものでなかったから主水が再生したのであれば、2007で死なせてやって欲しかった。そして、2009は新生必殺にしてほしかった。
この中村主水にどんなドラマを用意してやれるというのだろう。元締めにもならず、「恐ろしい男」でもなく、すでに「昼行灯」と軽侮されることさえ失った男に。
それとも。
そんな男にこそ用意された舞台が待っているのだろうか。
さもなくば……
ドラマ……は、恐れていたほど悪くはない。けれど、新鮮ではやはりなかった。期待するのは、「今度の必殺はどんな?」なのに、やはり「今度の必殺もこんな」ではあった。先の読めないものがない。いや、あった。玉櫛の運命については意表をつかれるものだったはずだ。個人的には、2007で彼女が出てきたとき、「また忍者かあ……」とがっかりしたおぼえがあるので(仕事人Vで組紐屋が抜け忍だという設定で語られたとき以来、忍者の仕事人というのが跋扈跳梁し始め、非常によろしくない悪習が出来たと思っている。だから、涼次が抜け忍で、それを追っかけてきた昔馴染みのくのいちというのには非常に気勢を削がれたものだったのだ)、ちゃんと彼女のドラマの中での場所を得られて、よかったじゃないかと思う。
さすがにスペシャルだけあって、被害者も悪人もちゃんとした役者陣が顔を揃えている。しかし、ゴリさんの演技は随分わざとらしい感じで、かなり違和感があった。津川雅彦風に狙ってやっているのかと思ったが、そこでの域にはなっていないし。
そして今ひとつ残念なのは、沢村一樹の立ち位置が今ひとつ明確でなかったことだ。登場時点からすでにしてただの巧言令色だったので、その後のスタンスに意外性も悲しさも発生し得なかった。その点では、玉櫛の運命に今ひとつテーマ性が欠けたかもしれない。ここについては、ファースト「必殺仕事人」の某回が数段優っている。
渡辺・権藤・玉櫛・涼次という繋がりが出来ているわけだが、むしろ渡辺と権藤の繋がりなど消してしまって、もっと玉櫛のドラマを作り、そこから涼次の情念をもっと燃え立たせてもよかったかと思う。
涼次の必殺技が代わる理由がそのままドラマと絡んでいるのはよかったと思う。レントゲンの復活も、一応悪くもない。……が、このレントゲン――まんま仮面ライダー555(ファイズ)です、これは。
いや、ファイズを見ていたとき、このレントゲンが出てきて「わ」とか思ってたんだけど(笑)、まさか本家本元の必殺の方で仮面ライダーのレントゲンをパクる形になるとは。パクッてるワケじゃないんだろうけど、先にファイズをみた人間からするとそう見えちゃうのよ、これは。特に、ファイズの第7・8話で、「これは……仕置人だ」と感じてしまった者としてはなおさら。
一方、源太の技が、使う道具は同じでも、ただただ又しても三味線屋組紐屋に回帰してしまっているのみなのは無念。
主水はやはりスローバラードですか、そうですか。
主水は「仕事人V」あたりからかなり老いてきていたのだけれど、もうすっかり鹿蔵さんです。だから元締めをやればいいと思うんだけど。鹿蔵をやれとはいわない。主水は主水であって鹿蔵でも虎でもないんだから、主水のままで元締めでいいではないか。もういいかげん現役はやめようよ。そのうち、周りの仕事人が同情のあまりにこっそり代わりに殺していてくれて、主水はただ死体にぶすりと(しかも障子越し)突き刺して「閻魔が(以下省略)」と決めゼリフを……哀しい。
音楽……は、やはり使い回しばかりで、ああ、やっぱり新しい物を作ろうというんじゃないんだね、と思わされてしまうとのが哀しかった。旧来からの必殺ファンたちから囂々たる非難を浴びながら、けれど、だって、面白いんだから見ようよ、と思わせるようなものが欲しかった。しかし、そのためには……
やはり、現役仕事人の中村主水がいてはならないのだ。
むしろ思う。「主水死す」が満足いくものでなかったから主水が再生したのであれば、2007で死なせてやって欲しかった。そして、2009は新生必殺にしてほしかった。
この中村主水にどんなドラマを用意してやれるというのだろう。元締めにもならず、「恐ろしい男」でもなく、すでに「昼行灯」と軽侮されることさえ失った男に。
それとも。
そんな男にこそ用意された舞台が待っているのだろうか。
さもなくば……
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