ハッピーフライト 
『スウィングガールズ』の矢口史靖監督が航空業界の裏側を描いた群像コメディ。機長昇格を目指す副操縦士・鈴木和博や国際線デビューの新人CA・斎藤悦子らが乗るホノルル行き1980便は、飛行前の準備を何とか終えて定刻通りに離陸するのだが…。
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ハッピーフライトの作品情報
| レンタル開始日 | : | 2009-05-22 |
| 制作年 | : | 2008年 |
| 制作国 | : | 日本 |
| ジャンル | : | 邦画 / コメディ / ドラマ |
| 品番 | : | TDV19067R |
| 脚本 | : | 矢口史靖 |
| 音楽 | : | ミッキー吉野 |
| 収録時間 | : | 103分 |
| メーカー | : | フジテレビ |
| 音声仕様 | : | 日:ドルビーデジタル5.1ch |
| 特典 | : | 特報、予告編、マナーCM、TVCM、キャラクター紹介、オールキャストリスト、矢口史靖監督プロフィール |
| 面層 | : | 片面2層 |
| 色 | : | カラー |
| 字幕 | : | 日 |
| 画面サイズ | : | ビスタ |
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ハッピーフライトのレビュー
現在34件のレビューが投稿されています。
評価分布
| 星5つ | (2) | |
| 星4つ | (19) | |
| 星3つ | (10) | |
| 星2つ | (2) | |
| 星1つ | (1) | |
レビュー総合評価
(3.6点)
なにしろ当方は未だに鉄の塊が水に浮くことに不信感を持っておりまして、ましてや空を飛ぶなどとは摩訶不思議なマジックだと思っております。
この映画、成田を飛び立ち、途中から羽田に帰ってくるまでの一部始終の顛末を描いたもの。
主役は出番の数から言えば田辺でしょうし、カッコ良さから言えば寺島でしょうし、可愛さから言えば綾瀬で、結局飛行機を飛ばすスタッフ全員が皆主役です。
なんのことはないANAの広告作品でした。
でも、ヤッパリ怖いぞ!
この映画、成田を飛び立ち、途中から羽田に帰ってくるまでの一部始終の顛末を描いたもの。
主役は出番の数から言えば田辺でしょうし、カッコ良さから言えば寺島でしょうし、可愛さから言えば綾瀬で、結局飛行機を飛ばすスタッフ全員が皆主役です。
なんのことはないANAの広告作品でした。
でも、ヤッパリ怖いぞ!
「スウィングガールズ」系の”ドジっ娘達が巻き起こすスチャラカ・コメディー”と思いきや、チト路線の違う作品でした。
斉藤は今日が国際線デビューの新米CA。鬼チーフ・山崎の元、さっそくのドジッ娘ぶりを発揮。一方鈴木は機長昇格試験本番の副操縦士。いつもの優しい教官が風邪でダウン、これまたチョー厳しい教官・原田機長の元、先が思いやられる失態ぶり。ドタバタの挙句なんとか離陸するものの、これらを取り巻く人達に、思いがけない試練が・・・。
一台の飛行機を安全に運行するために、どれだけ多くのスタッフが日夜責務に励んでいるのでしょう。いざとなれば、何処へでも臨時停車できる列車と違い、万全の態勢で望まなければならない事は判ります。しかし、これほど多くの部署で細心の注意が払われているとは知りませんでした。パイロット、CAはもちろんの事、グランドスタッフ、管制官、オぺーレーションセンター、整備士といった、フライトを支える"空のプロフェッショナル”達の姿を、時には可笑しく、時には厳しいエピソードに絡めて巧く描いています。
「ウォーターボーイズ」の頃はこのような群像劇を撮れる監督には見えませんでしたが、スムースな纏め方といい、旋回する時の太陽光の動きやコップの傾きといった映像としての観せ方も巧く、久々に「映画を観た」という感じがしました。また、あの結末にして「ハッピーフライト」というタイトルも洒落ています。主演・脇役共に豪華かつ適役を配置しており、結構楽しめる作品に仕上がっています。
P.S.まぁ最初から、航空業界用語が一杯出てきますので、主なものを解説しておきます。
【参考】
・CA(cabin attendant):客室乗務員。要するにスチュワーデスさんですな。
・コー・パイ(command pilot):副操縦士。機長から命令を受けるパイロットという意味らしい。
・ブリーフィング(briefing):これから発生する事象について、事前に意識合わせを行うこと。
・グルービング(glubing):スリップ事故を防ぐため、道路の路面に溝を刻むこと。この溝にタイヤが食い込む事でハイドロプレーニング現象の発生を予防する。
・ピトー管:流体の流れの速さを測定する計測器。航空機においては最も一般的な速度計測手段であり、他の航空機に比べ相対的に揚力の少ないジェット機では、特に着陸時の対気速度が分からないのは致命的となる。
・ V1(velocity-speed 1):離陸決心速度。離陸決心速度を超えると、滑走路をオーバーランする可能性があるため離陸中止はできない。
・VR(rotation speed):航空機離陸時の機首引き上げ開始速度。
・V2(velocity-speed 2):航空機における安全離陸速度。
・ディパーチャー (departure):レーダーを用いてターミナル管制所により提供されている出発機の航空管制業務(のコールサイン)。着陸機は「アプローチ」。
・プッシュ センターコマンド:自動操縦に切り替える事。巡航飛行に移ると自動操縦に切り替えて、操縦棺から手を離しモニターで入力した地点をちゃんと通過しているか監視する。
・ユー・ハブ/アイ・ハブ:You Have?で、操縦を替わりますか?(操縦桿を握りますか?)、I Haveで、はい、操縦を替わります。という意味。
・ILS(Instrument Landing System):計器着陸装置は、着陸進入する航空機に対して、空港・飛行場付近の地上施設から指向性誘導電波を発射し、視界が悪いときでも安全に滑走路上まで誘導する計器進入システム。
斉藤は今日が国際線デビューの新米CA。鬼チーフ・山崎の元、さっそくのドジッ娘ぶりを発揮。一方鈴木は機長昇格試験本番の副操縦士。いつもの優しい教官が風邪でダウン、これまたチョー厳しい教官・原田機長の元、先が思いやられる失態ぶり。ドタバタの挙句なんとか離陸するものの、これらを取り巻く人達に、思いがけない試練が・・・。
一台の飛行機を安全に運行するために、どれだけ多くのスタッフが日夜責務に励んでいるのでしょう。いざとなれば、何処へでも臨時停車できる列車と違い、万全の態勢で望まなければならない事は判ります。しかし、これほど多くの部署で細心の注意が払われているとは知りませんでした。パイロット、CAはもちろんの事、グランドスタッフ、管制官、オぺーレーションセンター、整備士といった、フライトを支える"空のプロフェッショナル”達の姿を、時には可笑しく、時には厳しいエピソードに絡めて巧く描いています。
「ウォーターボーイズ」の頃はこのような群像劇を撮れる監督には見えませんでしたが、スムースな纏め方といい、旋回する時の太陽光の動きやコップの傾きといった映像としての観せ方も巧く、久々に「映画を観た」という感じがしました。また、あの結末にして「ハッピーフライト」というタイトルも洒落ています。主演・脇役共に豪華かつ適役を配置しており、結構楽しめる作品に仕上がっています。
P.S.まぁ最初から、航空業界用語が一杯出てきますので、主なものを解説しておきます。
【参考】
・CA(cabin attendant):客室乗務員。要するにスチュワーデスさんですな。
・コー・パイ(command pilot):副操縦士。機長から命令を受けるパイロットという意味らしい。
・ブリーフィング(briefing):これから発生する事象について、事前に意識合わせを行うこと。
・グルービング(glubing):スリップ事故を防ぐため、道路の路面に溝を刻むこと。この溝にタイヤが食い込む事でハイドロプレーニング現象の発生を予防する。
・ピトー管:流体の流れの速さを測定する計測器。航空機においては最も一般的な速度計測手段であり、他の航空機に比べ相対的に揚力の少ないジェット機では、特に着陸時の対気速度が分からないのは致命的となる。
・ V1(velocity-speed 1):離陸決心速度。離陸決心速度を超えると、滑走路をオーバーランする可能性があるため離陸中止はできない。
・VR(rotation speed):航空機離陸時の機首引き上げ開始速度。
・V2(velocity-speed 2):航空機における安全離陸速度。
・ディパーチャー (departure):レーダーを用いてターミナル管制所により提供されている出発機の航空管制業務(のコールサイン)。着陸機は「アプローチ」。
・プッシュ センターコマンド:自動操縦に切り替える事。巡航飛行に移ると自動操縦に切り替えて、操縦棺から手を離しモニターで入力した地点をちゃんと通過しているか監視する。
・ユー・ハブ/アイ・ハブ:You Have?で、操縦を替わりますか?(操縦桿を握りますか?)、I Haveで、はい、操縦を替わります。という意味。
・ILS(Instrument Landing System):計器着陸装置は、着陸進入する航空機に対して、空港・飛行場付近の地上施設から指向性誘導電波を発射し、視界が悪いときでも安全に滑走路上まで誘導する計器進入システム。
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