宮廷画家ゴヤは見た 
『アマデウス』の名匠、ミロス・フォアマン監督がハビエル・バルデム、ナタリー・ポートマン共演で描いた歴史ドラマ。18世紀末のスペインを舞台に、宮廷画家・ゴヤが描いた2枚の肖像画に込められた神父と少女のスキャンダラスな愛の行方を綴る。
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宮廷画家ゴヤは見たの作品情報
| レンタル開始日 | : | 2009-04-22 |
| 制作年 | : | 2006年 |
| 制作国 | : | アメリカ / スペイン |
| ジャンル | : | 洋画 / ドラマ / 文芸・史劇 |
| 品番 | : | RAD-48317 |
| 原題 | : | GOYA'S GHOSTS |
| 制作 | : | ポール・ゼインツ , ソウル・ゼインツ |
| 脚本 | : | ミロス・フォアマン , ジャン=クロード・カリエール |
| 収録時間 | : | 114分 |
| メーカー | : | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
| 音声仕様 | : | 英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch |
| 面層 | : | 片面2層 |
| 色 | : | カラー |
| 字幕 | : | 日・英 |
| 画面サイズ | : | ビスタ |
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宮廷画家ゴヤは見たのレビュー
現在14件のレビューが投稿されています。
評価分布
| 星5つ | (5) | |
| 星4つ | (6) | |
| 星3つ | (2) | |
| 星2つ | (1) | |
| 星1つ | (0) | |
レビュー総合評価
(4.1点)
原題「GOYA'S GHOSTS」、邦題、とちらも、
いまひとつこの作品を表現できていない。
ゴヤは、この映画ではストーリーの進行役、
いわば狂言回し。その芸術世界の深淵に迫るわけではなく、
その歴史的背景がわかるという感じ。
ですからゴヤというタイトルに惹かれて観た人は
がっかりするでしょう。でも、この著名人をタイトルに
持ってこないと、確かに興行的につらかったかな。
主人公は実質的にはスペインの堕落し変節する神父。
異端裁判により運命が一転してしまう美しい富豪の娘を
演ずるナタリー・ポートマンが熱演。しかし、何よりも
この映画は、神父役のハビエル・バルデム。
その異様なねっとりしたまなざしと口許、
たまらない存在感、怪優ですね彼は。
後半、ナポレオン侵攻がスペイン側からの目で描かれ、
それがこの物語の大きな潮目となります。
歴史好きの方にはこのあたりがとても興味深い。
意外なのは、変節の男が最後に変節しなかったこと。
そして、思わせぶりに描写されたあの娘の今後は。。。
ちょっぴり肩すかし感と申しますか消化不良感と申しますか
妙な余韻を残しつつこの作品は幕を閉じました。
一見の価値はあります。
いまひとつこの作品を表現できていない。
ゴヤは、この映画ではストーリーの進行役、
いわば狂言回し。その芸術世界の深淵に迫るわけではなく、
その歴史的背景がわかるという感じ。
ですからゴヤというタイトルに惹かれて観た人は
がっかりするでしょう。でも、この著名人をタイトルに
持ってこないと、確かに興行的につらかったかな。
主人公は実質的にはスペインの堕落し変節する神父。
異端裁判により運命が一転してしまう美しい富豪の娘を
演ずるナタリー・ポートマンが熱演。しかし、何よりも
この映画は、神父役のハビエル・バルデム。
その異様なねっとりしたまなざしと口許、
たまらない存在感、怪優ですね彼は。
後半、ナポレオン侵攻がスペイン側からの目で描かれ、
それがこの物語の大きな潮目となります。
歴史好きの方にはこのあたりがとても興味深い。
意外なのは、変節の男が最後に変節しなかったこと。
そして、思わせぶりに描写されたあの娘の今後は。。。
ちょっぴり肩すかし感と申しますか消化不良感と申しますか
妙な余韻を残しつつこの作品は幕を閉じました。
一見の価値はあります。
大分脚色されているとは思うが、ゴヤが数々の傑作を生んだ時代背景が巧みに描かれており、とても勉強になった。その傑作が次々と映されていくエンドロールがとても良い。
映画としても傑作。ストーリーの主軸はゴヤではなく、富裕な商人一家の娘と教会僧にある。そして、宗教勢力を含めた「時の権力」の愚かな行動は唖然とするばかりだ。
このように、一見伝記映画ではないように見せながら、実は、ゴヤの心に影響を与えたこの時代の権力を描くことによって、映画のもう一つの軸として、ゴヤの作品群に表出するゴヤの心も描いているのだ。そのあたりの脚本と演出が実に絶妙で見事だ。
キャストでは、とくにナタリー・ポートマンの名演が光っていた。
それにしても、ミロス・フォアマン監督は、自作に精神病院を出すのが好きですね。
映画としても傑作。ストーリーの主軸はゴヤではなく、富裕な商人一家の娘と教会僧にある。そして、宗教勢力を含めた「時の権力」の愚かな行動は唖然とするばかりだ。
このように、一見伝記映画ではないように見せながら、実は、ゴヤの心に影響を与えたこの時代の権力を描くことによって、映画のもう一つの軸として、ゴヤの作品群に表出するゴヤの心も描いているのだ。そのあたりの脚本と演出が実に絶妙で見事だ。
キャストでは、とくにナタリー・ポートマンの名演が光っていた。
それにしても、ミロス・フォアマン監督は、自作に精神病院を出すのが好きですね。
2人が参考になったと評価しています。
表題から期待して無かったのですが、衝撃的な映画です。
ヨーロッパが異端者狩りやフランス革命の動乱時代で、画家のゴヤが見た世界です。
ただし、主役はゴヤでは無いのがいいですね。
異端者とされた少女と、それを裁く神父、でも神父も結局は教会から異端者扱いされてフランスに逃げ、権力をつけてスペインに戻って、自分を裁いた人達に逆襲する。
逆転、逆転の展開でハラハラします。
そしてナタリー・ポートマンが凄いです。最後15年後に牢から出てきた姿にビックリしました。
これからはゴヤの絵が違う感じで見れそうです。
しかし邦題ですが、何とかならないでしょうか。これだと「家政婦は見た」みたいですよね。
ヨーロッパが異端者狩りやフランス革命の動乱時代で、画家のゴヤが見た世界です。
ただし、主役はゴヤでは無いのがいいですね。
異端者とされた少女と、それを裁く神父、でも神父も結局は教会から異端者扱いされてフランスに逃げ、権力をつけてスペインに戻って、自分を裁いた人達に逆襲する。
逆転、逆転の展開でハラハラします。
そしてナタリー・ポートマンが凄いです。最後15年後に牢から出てきた姿にビックリしました。
これからはゴヤの絵が違う感じで見れそうです。
しかし邦題ですが、何とかならないでしょうか。これだと「家政婦は見た」みたいですよね。
1人が参考になったと評価しています。
タイトルを見ると「家政婦は見た」みたいでちょっと妙ですが、実際見てみると、まさに「〜見た」のように、少女と神父の愛(?)の物語を見る「脇」の存在にあつかっている。
まず、タイトルにもある「ゴヤ」が脇役になってしまていること。
物語のストーリーテラーのごとく、少女イニス(ナタリー・ポートマンと気づかなかった)と神父ロレンゾの間を受け持つような役割なのだが、どうにも印象薄い。
出だしの「教会批判」のような描写などから、ゴヤのもつ心情を表していると思うのだが、その後の物語にさして展開を与えないし、ゴヤの心の中身を描いていない。
「宮廷画家ゴヤは見たを」とは邦題なんだろうが、ゴヤの内面やそれにまつわる話かと思って見ると肩透かしをくらう。
この邦題は失敗ではないかと思う。
そして、美しい少女イニス。
難しい役柄をこなし、後半で描かれるイニスを見る人は「切ない」感情を持つでしょう。
その演技幅はさすがナタリー・ポートマン!
と思いますが、少女の神父への感情などがイマイチ分からない。
前半にそういった見せ方はあまりなく、後半の話を見ると「ああ、なるほど」とは思うが、「少女がゴヤに対して○○する」というほうが、見ている側として感情的にスッキリする。
何しろ後半の展開は結構唐突に見える。
(一応の前フリはあるのだが、そこがあまりに淡白に見えて、後半のイニスの行動にちょっと疑問が見える)
それと本来主人公であるゴヤを「喰って」しまった感のある、神父ロレンゾ。
神父でありながら、ある意味「とても人間らしい」人物像で、見ていてその行動を追ってしまう。
タイトルは「神父ロレンゾの人生」とでも成り立つ映画に見える。
ラストは「切ない」感じはするが、どうにも説明不足に見える。
「あとは想像して下さい」という感じにはなっているが、あの赤ん坊はどうなる?後半から登場する「彼女」は?と、何か結論めいたものがあるかと期待していただけに、やはり肩透かしに感じた。
結局、ゴヤの目を通して動乱のスペイン舞台にした二人の男女の話を見せた映画であり、常に当事者ではないスタンスで作られているからか、どうにも臨場感が少なかった。
「誰かの話」に感じてしまったんですね。
ま、映画は全てそうなのですが。
画面の雰囲気や音楽などから、世界観は良く出来ていると思うが、どうもハッキリしたものが見えない映画だった。
まず、タイトルにもある「ゴヤ」が脇役になってしまていること。
物語のストーリーテラーのごとく、少女イニス(ナタリー・ポートマンと気づかなかった)と神父ロレンゾの間を受け持つような役割なのだが、どうにも印象薄い。
出だしの「教会批判」のような描写などから、ゴヤのもつ心情を表していると思うのだが、その後の物語にさして展開を与えないし、ゴヤの心の中身を描いていない。
「宮廷画家ゴヤは見たを」とは邦題なんだろうが、ゴヤの内面やそれにまつわる話かと思って見ると肩透かしをくらう。
この邦題は失敗ではないかと思う。
そして、美しい少女イニス。
難しい役柄をこなし、後半で描かれるイニスを見る人は「切ない」感情を持つでしょう。
その演技幅はさすがナタリー・ポートマン!
と思いますが、少女の神父への感情などがイマイチ分からない。
前半にそういった見せ方はあまりなく、後半の話を見ると「ああ、なるほど」とは思うが、「少女がゴヤに対して○○する」というほうが、見ている側として感情的にスッキリする。
何しろ後半の展開は結構唐突に見える。
(一応の前フリはあるのだが、そこがあまりに淡白に見えて、後半のイニスの行動にちょっと疑問が見える)
それと本来主人公であるゴヤを「喰って」しまった感のある、神父ロレンゾ。
神父でありながら、ある意味「とても人間らしい」人物像で、見ていてその行動を追ってしまう。
タイトルは「神父ロレンゾの人生」とでも成り立つ映画に見える。
ラストは「切ない」感じはするが、どうにも説明不足に見える。
「あとは想像して下さい」という感じにはなっているが、あの赤ん坊はどうなる?後半から登場する「彼女」は?と、何か結論めいたものがあるかと期待していただけに、やはり肩透かしに感じた。
結局、ゴヤの目を通して動乱のスペイン舞台にした二人の男女の話を見せた映画であり、常に当事者ではないスタンスで作られているからか、どうにも臨場感が少なかった。
「誰かの話」に感じてしまったんですね。
ま、映画は全てそうなのですが。
画面の雰囲気や音楽などから、世界観は良く出来ていると思うが、どうもハッキリしたものが見えない映画だった。







