砂の器 
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松本清張原作の社会派サスペンスドラマを、橋本忍と山田洋次の共同脚本で映像化。親子の宿命を断ち切り、音楽家として成功した和賀英良の目の前に、突如封印したはずの過去が突き付けられる。男の意地とトラウマを映像的に見事に交錯させた傑作ドラマ。
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砂の器の作品情報
| レンタル開始日 | : | 2004-04-24 |
| 制作年 | : | 1974年 |
| 制作国 | : | 日本 |
| ジャンル | : | 邦画 / ドラマ / ミステリー・サスペンス |
| 品番 | : | DA-9129 |
| 脚本 | : | 橋本忍 , 山田洋次 |
| 原作 | : | 松本清張 |
| 収録時間 | : | 143分 |
| メーカー | : | SHV松竹ホームビデオ |
| 音声仕様 | : | 日:ドルビーステレオ/ドルビーデジタル5.1ch |
| 特典 | : | 特報、予告編、シネマ紀行、特別対談(川又昴×熊谷勲)、キャスト・スタッフプロフィール、ピクチャーレーベル |
| 面層 | : | 片面2層 |
| 色 | : | カラー |
| 画面サイズ | : | シネスコ |
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砂の器のレビュー
現在32件のレビューが投稿されています。
評価分布
| 星5つ | (14) | |
| 星4つ | (8) | |
| 星3つ | (8) | |
| 星2つ | (2) | |
| 星1つ | (0) | |
レビュー総合評価
(4.1点)
古き良き時代の田園風景を巡るロードムービーと言ったらいいのだろうか、失われつつある日本の原風景がとても美しい。それを見るだけでも本作を観る価値があるだろう。
前半部分はサスペンスタッチではあるが、あまりサスペンスらしさが感じられない。
後半部分で印象的なのは、ピアノ協奏曲『宿命』に載せて、作曲者兼指揮者の和具の回想シーンだ。原作の小説では、絶対にできない演出だろう。この点では原作に勝っていると言える。
最近、千葉県知事に就任した森田健作(吉村刑事役)の若い頃を見ることができて、ある意味貴重か?
前半部分はサスペンスタッチではあるが、あまりサスペンスらしさが感じられない。
後半部分で印象的なのは、ピアノ協奏曲『宿命』に載せて、作曲者兼指揮者の和具の回想シーンだ。原作の小説では、絶対にできない演出だろう。この点では原作に勝っていると言える。
最近、千葉県知事に就任した森田健作(吉村刑事役)の若い頃を見ることができて、ある意味貴重か?
「砂の器」は上映当時、都内の高校の映画鑑賞教室にも採用された作品でした。当時は、寅さん映画が定着した頃で、渥美清さんが映画館のおっちゃん役で出た瞬間(短時間)には館内で笑いが起きたとか(おかしくはない演技なのですが)。作品そのものは、「父子の宿命」の厳しさ、激しさ、切なさを感じるもの。今、父親になって改めて拝見し感情を新たにした。逮捕への時が「宿命」のオーケストラと並行して心に迫るものを感じる味のある作品ですな。丹波哲郎・森田健作の刑事としての執念と加藤嘉・緒方拳の悲哀さが必見の名演である!
必見の日本映画の名作です。
松竹110周年特別企画としてのリバイバル公開を受けて、 2005/10/29、デジタルリマスター版DVDが発売されており、
ぽすれんでも借りられるので、できればそちらのほうがお勧めです。
国鉄・蒲田駅操車場で起きた殺人事件、二人の刑事の執拗な捜査による意外な物証から、やがて容疑者が浮かび上がる。
今回、見直して最も感じたのは、物語序盤から少しずつ地道に進められていく捜査過程が、丁寧に描かれているということです。
その捜査は、名物刑事の強引な勘や、無理な偶然などではなく、きちんと捜査されて除々に浮かび上がる真実と過去であるからこそ、その物語に引き込まれていきます。
このために、クライマックスの、和賀英良とピアノ協奏曲「宿命」の演奏を背景に、丹波哲郎が涙ながらに過去を語るシーンが生きてきて、感動に導かれるものだと思います。
このピアノ協奏曲「宿命」もまた本作において非常に大きくウェイトを締めており、菅野光亮氏の作曲・ピアノ演奏(音楽監督:芥川也寸志氏の協力)による音楽、四季の映像、俳優陣の名演の相乗効果がクライマックスの感動を呼んでいます。
丹波哲郎演ずる刑事は、執念深いことはあっても普通の家族持ちであるし、森田健作も若く真面目ではあっても、二人とも普通の人間であるところも、話をよりいっそうリアルに感じさせ重要であると思います。
加藤剛さんは、出演シーン特にせりふは思ったより少ないにもかかわらず、「宿命」を「生まれて来たことと、生きているということ」と語る場面など存在感があり、特にコンサートでの演奏時の「表情」で、そこに至るまでの人生を表現している様が強く印象に残ります。
他にも、終盤の加藤嘉さん、緒方拳さんら俳優陣の人間味のあふれる演技にも感動必至です。
個人的には、「八つ墓村」「八甲田山」にも出演した加藤健一さんが駐在のおまわりさん役で出演しているのも要チェック。現在は、加藤健一事務所(1980年〜)・劇団を主宰されており、下北沢本多劇場での毎年数回の公演で精力的に活動されています。
松竹110周年特別企画としてのリバイバル公開を受けて、 2005/10/29、デジタルリマスター版DVDが発売されており、
ぽすれんでも借りられるので、できればそちらのほうがお勧めです。
国鉄・蒲田駅操車場で起きた殺人事件、二人の刑事の執拗な捜査による意外な物証から、やがて容疑者が浮かび上がる。
今回、見直して最も感じたのは、物語序盤から少しずつ地道に進められていく捜査過程が、丁寧に描かれているということです。
その捜査は、名物刑事の強引な勘や、無理な偶然などではなく、きちんと捜査されて除々に浮かび上がる真実と過去であるからこそ、その物語に引き込まれていきます。
このために、クライマックスの、和賀英良とピアノ協奏曲「宿命」の演奏を背景に、丹波哲郎が涙ながらに過去を語るシーンが生きてきて、感動に導かれるものだと思います。
このピアノ協奏曲「宿命」もまた本作において非常に大きくウェイトを締めており、菅野光亮氏の作曲・ピアノ演奏(音楽監督:芥川也寸志氏の協力)による音楽、四季の映像、俳優陣の名演の相乗効果がクライマックスの感動を呼んでいます。
丹波哲郎演ずる刑事は、執念深いことはあっても普通の家族持ちであるし、森田健作も若く真面目ではあっても、二人とも普通の人間であるところも、話をよりいっそうリアルに感じさせ重要であると思います。
加藤剛さんは、出演シーン特にせりふは思ったより少ないにもかかわらず、「宿命」を「生まれて来たことと、生きているということ」と語る場面など存在感があり、特にコンサートでの演奏時の「表情」で、そこに至るまでの人生を表現している様が強く印象に残ります。
他にも、終盤の加藤嘉さん、緒方拳さんら俳優陣の人間味のあふれる演技にも感動必至です。
個人的には、「八つ墓村」「八甲田山」にも出演した加藤健一さんが駐在のおまわりさん役で出演しているのも要チェック。現在は、加藤健一事務所(1980年〜)・劇団を主宰されており、下北沢本多劇場での毎年数回の公演で精力的に活動されています。
真実を追い求める刑事の執念。そしてラストに明かされる男の過去の凄まじさ。全編に流れる風景の美しさとドラマチックな音楽が感動を盛り上げます。が、あらためてストーリーを振り返ってみると、それほど秀逸だとは私には思えません。その原因は、殺人の動機を今ひとつはっきりとさせないまま終わらせたことにあるのではないでしょうか。犯人の内心を何一つ語らせず、解釈を鑑賞者に任せる形の終わり方は、この作品に限っては失敗しているように思います。
1人が参考になったと評価しています。




