シッコ 
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『華氏911』のマイケル・ムーア監督が、アメリカの医療保険制度が抱える問題に迫ったドキュメンタリー。先進国の中で唯一、公的な国民皆保険制度を持たない国・アメリカ。民間の保険にも加入できず、悲惨な生活を送る人々の実状に突撃取材で迫る。
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シッコの作品情報
| レンタル開始日 | : | 2008-04-04 |
| 制作年 | : | 2007年 |
| 制作国 | : | アメリカ |
| ジャンル | : | 洋画 / その他 |
| 品番 | : | GAYR-1279 |
| 原題 | : | Sicko |
| 制作 | : | マイケル・ムーア |
| 脚本 | : | マイケル・ムーア |
| 収録時間 | : | 123分 |
| メーカー | : | ギャガ・コミュニケーションズ |
| 音声仕様 | : | 英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーステレオ |
| 面層 | : | 片面2層 |
| 色 | : | カラー |
| 字幕 | : | 日・吹 |
| 画面サイズ | : | ビスタ |
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シッコのレビュー
現在17件のレビューが投稿されています。
評価分布
| 星5つ | (3) | |
| 星4つ | (7) | |
| 星3つ | (5) | |
| 星2つ | (1) | |
| 星1つ | (1) | |
レビュー総合評価
(3.6点)
アメリカの全くセーフティーネットのない医療制度には愕然とさせられました。国民皆保険がないのは知ってましたがここまであからさまにひどいとは思いませんでした。
まぁ日本も大概ですが、お金がなきゃチューブがついたままでも道端に捨てられるというのはあんまりです・・。
昔小さい頃は、アメリカはホームアローンのような幸せな世界が広がっていると信じていました。バカでした。
今は、もうオバマ政権となり、医療改革を大々的に始めようとしている時期でその点からいえばちょっと時期はずれな感がある本作ですが、今までのアメリカをよく知らないという人には絶対観たほうがいいよって勧めたい作品です。
ただ、対比のためにフランス・イギリス・キューバなど医療費がタダという国を紹介していますが、美化しすぎです。
アメリカの悲惨さを強調させたい為にしょうがないのかもしれないけど、タダでも税金は高いし他にも問題がないわけではありません。
とくにイギリスでは、無料の病院はあるものの待ち時間は長いし、歯医者だけはほとんど有料と聞きました。
ちょっとした治療でも万単位でかかってくるので、それこそアメリカと同じように自分で無理矢理治療しようとしたり、我慢しすぎて手遅れになってしまったりするそうです。
まぁ日本も大概ですが、お金がなきゃチューブがついたままでも道端に捨てられるというのはあんまりです・・。
昔小さい頃は、アメリカはホームアローンのような幸せな世界が広がっていると信じていました。バカでした。
今は、もうオバマ政権となり、医療改革を大々的に始めようとしている時期でその点からいえばちょっと時期はずれな感がある本作ですが、今までのアメリカをよく知らないという人には絶対観たほうがいいよって勧めたい作品です。
ただ、対比のためにフランス・イギリス・キューバなど医療費がタダという国を紹介していますが、美化しすぎです。
アメリカの悲惨さを強調させたい為にしょうがないのかもしれないけど、タダでも税金は高いし他にも問題がないわけではありません。
とくにイギリスでは、無料の病院はあるものの待ち時間は長いし、歯医者だけはほとんど有料と聞きました。
ちょっとした治療でも万単位でかかってくるので、それこそアメリカと同じように自分で無理矢理治療しようとしたり、我慢しすぎて手遅れになってしまったりするそうです。
こ難しいのかな、と思いきや、皮肉って面白く見られるようにしてあるので引き込まれます。
そして泣ける。。。(;_;)
医療制度がアメリカよりキューバのほうが進んでたのは驚き。
相変わらずアメリカの政策は業界団体の利益中心に回っているんだな、ということと、日本の「国民皆保険制度」はいかにありがたいことか、ということを再認識しました。
アメリカが国民皆保険になる日は来るのだろうか。。。
そして泣ける。。。(;_;)
医療制度がアメリカよりキューバのほうが進んでたのは驚き。
相変わらずアメリカの政策は業界団体の利益中心に回っているんだな、ということと、日本の「国民皆保険制度」はいかにありがたいことか、ということを再認識しました。
アメリカが国民皆保険になる日は来るのだろうか。。。
最適な医療保険制度は何かという観点から議論するといろいろあるでしょう。公的皆保険の日本で、老人が入院先の病室に住民登録を移してやりたい放題といったケースまでありました(さすがに最近では、こうした行き過ぎは是正されているようですが)。それにアメリカの医療技術水準の高さが自由診療の下で達成されたことも事実。しかし、この映画が取り上げる、公的制度に保護されることなく民間保険にも加入できない自国の貧困層に関する批判・告発については、その通りというしかありません。マイケル・ムーアのことを茶化したり冷やかしたりする気にはなれませんねえ。日本でも、当たり前のことを当たり前に批判する映画人が出てくれば、なんて思います。
マイケル・ムーア監督がアメリカの医療制度の問題をWEBサイトで取り上げ、実際に寄せられた話をもとに制作したドキュメンタリー。先進国で唯一「国民皆保険制度」が導入されていない国、アメリカ。その実情に迫りながら、観客に問題提起するといった、まさにムーア監督的な作品。保険の加入を拒否される人、医療費が高すぎて払えなくなる人、治療が必要なのにもかかわらず加療してもらえない人の悲惨な状態が撮られている。医療費節約のために怪我をした膝の傷口を自分で縫う人が冒頭に出てくるのだが、これはあまりにもグロすぎて正視に堪えなかった。隣国であるカナダ、キューバやヨーロッパ諸国の恵まれた医療制度との比較もされていて、アメリカの医療制度が国民にとっていかに冷酷なものかがわかる。
しかし、内容自体はそれほど斬新なものではない。既にヒラリー・クリントンが問題視しているものなので、ごもっともなメッセージでしかない。驚愕の事実を鋭く抉ったドキュメンタリーとは言い難い。それに、9.11のボランティアの人たちの治療費免除認定の問題にまで話を膨らませているのだが、本作では純粋に医療制度の問題に焦点を絞った方がピントがぼやけなかったのではないか。あと、アメリカ人の平均寿命が他国に比べて短いのは、医療制度のせいだけではないと思う。「ファーストフード・ネイション」や「スーパーサイズ・ミー」にもあるように、食の問題が大きく影響しているのでは。興味深かったのは、医療費個人負担をゼロにするために、隣国まで行きカナダ人と結婚を考える人が出てきたりするところ。そして「カナダ人を釣ろうぜ」というWEBサイトのURLをエンドロールで紹介している辺りは、ムーア監督のシニシズムなのだろう。
日本の医療制度は、今のところアメリカの医療制度に比べたらまだマシなのかもしれない。でも、将来こんな風になっていくのかと悲観してしまった。高齢化する社会、総合病院の医師数の減少、医療費個人負担の増加、国民健康保険の財政難、保険会社の保険不払い問題などなど・・どう考えても明るい要素はない。将来病気になり働けなくなって切り捨てられかもしれない・・そんな危機感を改めて覚えさせられた(この作品を観て、再認識させられたという感じです)。では、どうすればそんな危機から逃れられるのか?医療という分野に利益至上主義を持ち込むから、こんなことになってしまうのか。
ブッシュ政権批判でよく知られるムーア監督。オバマ大統領を支持することを表明した今後、どんな映画を制作していくのだろう。新作の”Slacker Uprising”(怠け者の反乱)は、2004年の大統領選中にどちらの候補を支持するかで揺れる62都市を回り、人々の反応や声などを集めて記録したものらしい(北米在住者ではないので、ダウンロードして観れないのが悔しいです)。その後は、彼の公式HP (http://www.michaelmoore.com/)でも触れられているように、ウォール街に端を発した金融崩壊の全容でも撮る気なのだろうか。いずれにしろ、社会派ジャーナリストとしても映画監督としても、目が離せない人物である。★3.2
しかし、内容自体はそれほど斬新なものではない。既にヒラリー・クリントンが問題視しているものなので、ごもっともなメッセージでしかない。驚愕の事実を鋭く抉ったドキュメンタリーとは言い難い。それに、9.11のボランティアの人たちの治療費免除認定の問題にまで話を膨らませているのだが、本作では純粋に医療制度の問題に焦点を絞った方がピントがぼやけなかったのではないか。あと、アメリカ人の平均寿命が他国に比べて短いのは、医療制度のせいだけではないと思う。「ファーストフード・ネイション」や「スーパーサイズ・ミー」にもあるように、食の問題が大きく影響しているのでは。興味深かったのは、医療費個人負担をゼロにするために、隣国まで行きカナダ人と結婚を考える人が出てきたりするところ。そして「カナダ人を釣ろうぜ」というWEBサイトのURLをエンドロールで紹介している辺りは、ムーア監督のシニシズムなのだろう。
日本の医療制度は、今のところアメリカの医療制度に比べたらまだマシなのかもしれない。でも、将来こんな風になっていくのかと悲観してしまった。高齢化する社会、総合病院の医師数の減少、医療費個人負担の増加、国民健康保険の財政難、保険会社の保険不払い問題などなど・・どう考えても明るい要素はない。将来病気になり働けなくなって切り捨てられかもしれない・・そんな危機感を改めて覚えさせられた(この作品を観て、再認識させられたという感じです)。では、どうすればそんな危機から逃れられるのか?医療という分野に利益至上主義を持ち込むから、こんなことになってしまうのか。
ブッシュ政権批判でよく知られるムーア監督。オバマ大統領を支持することを表明した今後、どんな映画を制作していくのだろう。新作の”Slacker Uprising”(怠け者の反乱)は、2004年の大統領選中にどちらの候補を支持するかで揺れる62都市を回り、人々の反応や声などを集めて記録したものらしい(北米在住者ではないので、ダウンロードして観れないのが悔しいです)。その後は、彼の公式HP (http://www.michaelmoore.com/)でも触れられているように、ウォール街に端を発した金融崩壊の全容でも撮る気なのだろうか。いずれにしろ、社会派ジャーナリストとしても映画監督としても、目が離せない人物である。★3.2
2人が参考になったと評価しています。
USAのとんでもない断面を切り取り
傍若無人の突撃取材でこれでもか
と対比してみせるこの手法。
完全に確立した感あり。
ぜひとも中学生高校生の社会科の
授業でみてもらいたいですね。
わが国において「外国」情報の
圧倒的な割合を占めるのは
USA。この国って、
実は先進国の中で最も
グローバルスタンダードから
逸脱している国なんですよってね。
それにしてもマイケル・ムーアの
この手法って、さすがに2本目、
3本目と重なってくると鼻につき
ます。彼の作品をみたことがない
人には★3.1、すでにみたことの
ある人には★2.5です。
傍若無人の突撃取材でこれでもか
と対比してみせるこの手法。
完全に確立した感あり。
ぜひとも中学生高校生の社会科の
授業でみてもらいたいですね。
わが国において「外国」情報の
圧倒的な割合を占めるのは
USA。この国って、
実は先進国の中で最も
グローバルスタンダードから
逸脱している国なんですよってね。
それにしてもマイケル・ムーアの
この手法って、さすがに2本目、
3本目と重なってくると鼻につき
ます。彼の作品をみたことがない
人には★3.1、すでにみたことの
ある人には★2.5です。
1人が参考になったと評価しています。




