左利きの女

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『アメリカ,家族のいる風景』のヴィム・ヴェンダース製作による人間ドラマ。夫と離婚したマリアンヌは8歳のひとり息子・ステファンを育てるため、昔勤めていた出版社を頼りにフランス語の翻訳の仕事を得るが…。
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左利きの女の作品情報
| レンタル開始日 | : | 2008-02-27 |
| 制作年 | : | 1977年 |
| 制作国 | : | 西ドイツ |
| ジャンル | : | 洋画 / ドラマ |
| 品番 | : | VPBU-16466 |
| 原題 | : | THE LEFT-HANDED WOMAN |
| 制作 | : | ヴィム・ヴェンダース |
| 原作 | : | ペーター・ハントケ |
| 収録時間 | : | 112分 |
| メーカー | : | バップ |
| 音声仕様 | : | 独:モノラル |
| 面層 | : | 片面2層 |
| 色 | : | モノクロ |
| 字幕 | : | 日 |
| 画面サイズ | : | スタンダード |
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定かな理由なく、「啓示があったから」といって夫と離婚した妻の、息子や前夫、父や想いを寄せる男などとのやりとりを点描的に配して、妻の視点から心象風景的に描いた作品で、約3ケ月ほどの、冬から春になるまでが描かれている。ほとんど狂気の淵に至るような生活の中で、しかしその季節の移り変わりにふさわしく最後にはかすかな希望をうかがわせる。ヴィム・ヴェンダースの多くの映画で脚本を共同執筆しているハントケ監督映画で、ロードムービーではないが、見て受ける印象は似ている。もちろん知的で深遠さを感じさせ、ドイツ語のセリフが分からないのがもどかしい。ときに強く心に残る映像がでてくる。しかし、ドラマチックな展開は当然期待できず良く分からないといえば分からない。しかしそこに思わせぶりもコケオドシもみじんもないと感じさせる。登場人物はそれぞれが心に深い孤独をいだき、だからこそ、人と交わらなければ自分のように寐るときにだれも心に浮かべることができる人がいなくなってしまうという父の娘への忠告が心を打つ。やはり誠実な良作である。
ペーター・ハントケ、有名なドイツの作家だよね。映画を監督しているのを知らなかった。なんと、小津教なんだ。その証拠に、映画の中で、家の壁にイコンの様に小津の大きな肖像写真が飾られていたし、ひっきりなしに電車が通過するのだ。その通過音が煩いこと甚だしい。インテリ作家の映画だから、小難しく、実に退屈だ。だからお勧めではないけど、独特の雰囲気を持った映画で、ある種の箸休めにはなるかも。
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